GOTOキャンペーンで3500KM day3

何だか人生初の四国に入った私、ヨーロッパとか他の国は数万キロ車で走ってるんだけど、以外に日本は関東近郊ばかり、精々車で行くのは北は岩手、南は兵庫までだった。今回コロナで海外に行けないと言う事もあり、日本を旅して見ようって事になったんだけど、コロナじゃなければ想像もしなかったプランだ。 人生初の四国は曇りで、今回のトピックの鳴門の渦潮体験に向かう。最新の小型高速船をチョイス、渦潮体験するなら小型高速船が有利なのだ、何と言っても渦潮は潮流の差から生まれるから高速船なら自由に横切れる訳だ。

一気に渦潮に突入凄い凄い波に揉まれて自然の力を体感。このパワーは潮力発電に活かしたら凄い発電量だろうなーなんて考えたりするけど、どうなんだろう?。マスクよりはるかに有用だ。晴れた大潮の時にもう一度来たいと思った。ここも空いてるから、渦潮体感が快適だったのは書くまでも無い。これから四国を横断だ。

四国横断中に見つけた、うだつの町並みと言う古い宿場町に寄る、工事中のカラーコンが最低だったけど、藍染体験をしてカフェでスイーツを食べて、甘酒を飲んだけど、こう言う町並みって城同様どこでもあるけど、今で言うと市街地ってとこかもしれないけど、豪商というのが何処でも存在してたのだろうな。今では平均化されて、集中的にコストのかかった建物が点在することは少ないと思う。いや今で言うところのビル群かな。ここから天候も回復して、晴れ間も出るようになる。四国の山の中を高速で走っていても其処が四国だって実感は無い、ありふれた景色が広がるだけだ。唯一の差は其処が一車線の低規格の高速という事でゆっくりと移動するだけだ。 

そうもすると、愛媛に入って松山城に到着、天気も良くて気分が良い。それほど暑くも無いし、最高だけど、天守閣目指すも山道がしんどい。楽チンルートはリフトかロープウェーが有るようだが、森の中のルートをチョイス。古い道を歩くのも当時を偲ばせるし、達成感もある。ほどなくして、城が見え始めた、松山城である。 

天守に登ると其処は360度の大パノラマ、これなら偉くなった気分になれるな。松山という小さな都であったとしても此処まで来るには大変だ。何処の国の人も偉くなると高いところに登りたくなるものだ。今も変わらない。 相変わらず空いてる城内を散策したが一部玄武岩の部分があり、花崗岩との使い分けが興味深かった。 

暑かったので、話題の蛇口から出るみかんジュース飲んだけど、濃縮還元で最低。全く美味しく無かった。途中二の丸を見物したかったが誰も居ないのにマスク着用とか面倒だったので、退散。宿に向かう事にした。今回の宿は気になっていた宿で、日本では珍しいオーベルジュと謳った宿だ。 

到着するとマスクをしてない係りの人が迎えてくれた、久しぶりにマスクをしていない人を見た感じがする。ウエイティングルームに案内されると其処はやはり誰もマスクしてない本来当たり前の風景が広がっていた。ウエルカムドリンクを頂き、一休み。おもてなしを考えればマスクで迎えるなんてことは失礼なことだと思う。此処はある意味素晴らしい。顔が見れるって重要だ人間の持つ唯一無二のアイディンティだのだから。 そんなスタッフに案内されて部屋に、半露店風呂といい、広がる景色といい最高だ。何と言ってもオーベルジュだから夕食の期待大だ。

全ては載せられないけど、どれも妥協無く何から何まで美味しかった。ヨーロッパのオーベルジュより繊細で洗練されてる。 部屋に戻るとフレッシュな季節の果物と夜食、もう至れり尽くせりで素晴らしかった。半露店風呂のお風呂に浸かって、寝心地の良いベットに入れば即爆睡。おやすみなさい 3日目終了。 

GOTOキャンペーンで3500KM day2

2日目はせっかく京都まで来たということで、大阪にいる友人と会う約束なんだけど、午前中は時間があるので、朝から清水寺観光とした、朝9時で早いと言うものあるけど人が少ない、コロナで清水寺休み?って心配しちゃう位だ、なぜって言うとコロナ真っ盛りの4月、東京の秘境三峰神社も休神社で入れなかったと言う、実体験があるからあり得る話だ。そんな心配もあるけど、店もまだ開店まばらな参道を進むと、清水寺だ。

人が少なく、外人もいなく、30年前位にタイムスリップした貴重な清水寺を堪能して、帰りに前から気になっていたカフェを探すことに、其処はtvで見たことがあって京都を一望できるカフェなんだけど、その一望って所だけしか覚えていなく、当然場所も分からないし、名前も当然覚えてない、唯一景色がいいと言う事だけだ。参道を下りながら直感的に細い小道を行くと、見た覚えのある景色が広がった、ここだ。我ながら流石だと思う、ここで抹茶あんみつを食べて、清水寺コンプリート。いやもう雨も降らないし暑くもないし素晴らしすぎた。宿に向かう途中、昨日寄った八坂の塔(法観寺)に向かう、幸運にも内部の見物が出来てラッキー五重塔の中に入れるなんて、すごじゃないか。中は混沌とした作りで基本構造が困難で謎が深まった。時間もあるので、こうなったら京都五重塔コンプリートって思い、東寺に向かう。やっぱり空いてるからアッという間だし、駐車もごく近傍に停められるから効率がいい。 

東寺は京都最大の五重塔があり圧巻。そして相変わらず人が少ない。写真も取り放題だ。スカイリーはこの五重塔の免震技術を参考にしたと書いてあるのだけど、そんなローテク参考になるのかって思いそうだけど、大方信じるだろうな。むしろ最新の免震技術と偶々五重塔の免震方式が多少似てたと言うのが実際だろう。五重塔を堪能したら、ミートポイントに移動、関西の人に混じって青森の友人も来てた、青森からここまで来るんだからほとんど変態に等しい。じゃどこ行こうって事になったんだけど、ノーブラじゃないよ、ノープランという事で、宇治に美味しいお茶屋さんがあると言うので、其処に行く事に、其処がどんな所か解らないけど、どうしたって地元とは思えないような劇遠回りをして到着。 雰囲気良さそうな街並みで、お店に入ると人人人。聞いたら2時間半待ちらしい。京都はがら空きだったけど、ここ宇治のこの店は異常だった。 と言うかあえて其処に行くと言う発想が謎だと思ったけど、もはやこのプランは青森の人のプランって事で、都会の恐ろしさを知らないから納得したけど、みんなで集まる場所も無く、コメダ珈琲に寄ったら其処もまあまあ人が多く。なんだかこの辺は人が多いなー。仕方なく最後の五重塔である醍醐寺に向かった。 

 

醍醐寺は空いていた。気持ち悪いほど人が居ない、即ち京都には人が居るけど観光地には人が居ない。イコール観光客が皆無って事だ。つくづく観光が壊滅だなって思う。本来ならインバウンドオリンピック需要で観光地は大盛況で、今世紀始まって以来の収益だっただろうに実際は真逆だ。 その醍醐寺の不味いが雰囲気のいいカフェで団欒してまた会おうって事で解散。久々会えてよかった。これで京都五重塔4塔コンプリート。 我々はこの先、鳴門まで行くので解散。粛々と車を走らせ瀬戸大橋を渡る。途中から雨も強くなり幻想的で長い鳴門大橋を渡ると、サービスエリアだ。 

サービスエリは広く景色がいいが、生憎の雨で視界は優れない。まあ観光の時は雨に降られないだけ良しとしよう。其処から雨の強い淡路島の高速を走る、途中私と同じアウディのRS5が我々を抜かす。人が乗っていてもかっこいいと思う。ポテンシャル比較という事でついて行く事にしたが、この大雨でもななかなのハイスピードでスタビリティが高く4wdじゃないと安心して走れない速度域で淡路を走破。イヤイヤRS5凄いよ。こちらはそこそこウエットに強いタイヤ履いてるにも関わらず、安全限界ギリギリだった。そうもしてる間に徳島到着。ここで第一回目の給油。平均燃費は15.5km 800kmの走行だった。エクシブ鳴門に車を進めるが、今日も夕食は予約してないので、外で探す事に、ビンビ屋という美味し店があるんだけど、コロナで時間短縮らしい。宿の手前で同じような店発見、こんな田舎なんだけど結構混んでて驚いた。10分くらい待って席に案内され、オススメを頼んだが鳴門の鯛も含めてイマイチだった。混む理由がわからないな。 徳島の人はこんなもん好んで食べるのかな?謎である。 

夜になって長く急な上り坂を上がるとエクシブ鳴門だ、風が強くて景色が良い。遠く晴れ間も見えて、明日は晴れるといいなー何と思いながら、窓から見える瀬戸内の景色を見ながら爆睡。 お疲れ様でした。 

GOTOキャンペーンで3500KM day1

コロナは第二波のフェーズに入り、本来ならまた8割おじさんがギャーギャー言いはじめるんだけど、流石に経済が瀕死になってくると、国も自分達の周りも危なくなってきてるから、自粛閉じこもりを推奨させることも出来ず、8割おじさんと同様に緊急事態宣言、自粛、自粛騒いでた釜萢氏(新型コロナ 「自粛、6月まで必要」 医療崩壊に危機感 政府諮問委・釜萢敏氏)を取り込んで、今や自粛して閉じ籠るなんてする必要無いって、全く真逆なことを言ってるんだから、変われば変わるもんだ。 そんなわけだから当然感染者が増えようが、何しようが、二階氏の号令でGOTOキャンペーンスタートしたわけなんだけど、私も各地の状況も見たかったし、100m先の東京都を尻目にして、中々行く事の無い西日本を車でgotoスタートした。 

4連休なのに空いてる高速を走る、今回の相棒はレンジローバーだ。長距離も楽だし、九州の豪雨など、悪路等にも強く、燃費が良いのでこれをチョイス。ウインドウ面積も広く明るく景色がよく見えるのも良い。観光主体の長旅にはもってこいだ。 生憎の雲天で時折雨に遭遇するが、天気の移り変わりや、雲の動きを感じて走行するのは単なる晴天時とは違った楽しみもある。軽快な新東名を使うと、120k規制の恩恵もあって、直ぐに名古屋だ。 名古屋では養老天命反転地なる所に寄ってみた、写真に撮ると重力が傾いているようで面白い。幸運にも雨にはほぼ降られず、お昼時だったので近くの食事屋を探すと怪しい鰻屋さん発見、雰囲気怪しかったが挑戦してみることに、予想に反して意外にも歴史ある店で美味しかった。 

東京から名古屋経由で8時間、新名神を通らず、懐かしい古い名神を走り南禅寺に到着、いやはや早いよ、まだ時刻は3時くらい。空いてる南禅寺を十分に観光して、次なるスポット下加茂神社に向かう。 

下加茂神社も空いてる、晴れ間も出てきて、観光にはちょうど良い感じだ、神社の中に美味しい淹れたてのコーヒ屋さん見つけたのでそこで休憩。蝉の音が心地いい。まだ時間もあるので金閣寺に行くことに。空いてるって素晴らしい。 

金閣寺も人が少なかったので、スムーズ、いやもうこんな金閣寺ってあったっけ?という感じ、近くまで寄れるし、写真も取り放題だ。何しろ観光バスが皆無なので団体がいない。この時点で、4時20分。普通なら金閣寺で終わりだけど、5時まで入れそうな、仁和寺に移動。

仁和寺は全く人がいない、気持ち悪い位だもう一体京都で何が起こったんだというくらいにひっそりとしてる。ひっそりとした静かな京都を散策もう最高だな。5時も過ぎたので、今日の宿に向かう。坂の宿京都というおしゃれな宿だ。

宿は最高のロケーションで落ち着いた雰囲気だ、清水寺から一番近く綺麗な宿だが空いてる。夜散歩ついでに夕飯は近くの京料理店で食べることに、味はまあまあ。客は我々しか居なく静かな食事を済ませて京都の夜道を歩いて戻ることとした。 

数分歩くと其処には五重塔をシンボルとした素晴らしい、夜道があって最高の1日目を終わらすことができた。朝東京を6時に出てこれだけ遊べるんだから、凄いものだ。流石に疲れた体を部屋にある檜風呂で体を癒して、京都の地ビールを飲んで即睡眠。お疲れ様でした。1日目終了。旅はまだまだ続く。

 

シェルコで出掛けよう

コロナも既に半年の長丁場になってきた、本来はオリンピックで浮かれてるはずの日本もまあコロナに怯えて生活するという散々な状況だ、2月の時点で誰が想像できただろうか?7月に入って陽性者が過去最高になり、あの自粛制限は何だったのかと?思う。逆にgotoキャンペーンで自粛じゃなくて行動促進という真逆なんだから、以前も書いたが、この件に科学的根拠なんて、1ミリもないのが現状だ。そんな中、長い梅雨も終わったかと思われた日曜日、久しぶりにシェルコでツーリングに出掛けた。 

朝起きると当たらない天気予報通りに、朝から青空が広がっていた、家でまったりするのも良いけれど、最近バイク乗れてないし、あのハーレー氏に連絡して、午後から出れる事で、オフ車試乗会も兼ねられるし、色々改良してから走っていないシェルコで北に向かった。

久しぶりの高速は、時速100k巡行が7000回転くらいで振動と音の面から実用限界、それでもストックからプライマリーとファイナルを限界ロングに変えてある。ここ変えないノーマルだとツーリングは無理だ。途中流れに乗るために120くらいは出す場面もあるが、長時間は厳しい。何時もと違って大人しく走行車線を走るから、目的地が遠い気もする。ゆっくり流れる景色を堪能しながら走ると、高速は意外にも車が多くて、感染者最大とは思えない。観光バスも何台か見かけてコロナ前と変わらない景色だ。

高速は飽きたので、下道に降りて、バイパスを走るがこちらの方が楽チンだ、この田舎のバイパスも結構車が走っていて、車が多い印象。ハーレ氏との待ち合わせまで時間もあるので、荒川の河川敷に降りてみたがやっぱりオフ車は良い、到底普通のバイクでは辿りつけない所に簡単に連れてってくれるから、経験できる楽しさが増えて、新しい発見もある。正にバイクの楽しさ無限大だ。

高速降りて、少しすると絶好のワインディングが待っている、軽い車体と電装系をFETに変えてサスもバネからワンオフでチューニングした事で、軽快にコーナを舐める様に曲がる、全くもって不安がない、ロード向けにバネから変えたサスもいい感じで、トラクションがしっかり入る。ワインディングが楽しいオフ車なんてこりゃ贅沢だ。

途中まだ時間もあったので、河原に降りてみると、すごく楽しそうな場所発見、川で泳ぐ人なんて久々見たな、場所によっては危険だとかなんとかで、とてもこんな場所で泳ぐ事が出来ない時代だと思う。そんな中敢えて、泳いだり遊んだり出来る様に設計した所がとても良い。 おばあちゃんから子供、ビキニ姿の女子もいて年齢層も広い。

目的のまちわせ場所に到着、結構名所なんだけど、誰もいない 気持ち悪いかも、人々は一体どこに行ってしまったんだ、数あるお店も閉まったままだ。そんな所に一人ポツネンと座ってると、遠くバイクの音が近ずいてくる、誰もいないし静かだから、かなり遠くから聞こえてくるから面白い、数分して到着。 いやいや、ノーマルでもあの音なんだから、静かな所だと結構音が届くと再認識、やっぱり集落は静かに走らないとだな。 

ミートしてバイクを交換、オフ車試乗会始まりと同時に、今回行きたかった所に行く、もう絶景すごすぎ、こんな景色は日本でここだけだと思う、遠くみると、山の湖の様だが全て太陽光パネル、その異様な感じを出してるのが、仰角レスで、山頂に設置という稀な設置方法、風の抵抗を考えてこうしたの解らないが、実に奇妙な風景が広がっていた、もうこれを観れただけで大満足だ。そしてこの静寂の山の中に唸るインバータの騒音、気持ち悪い。そもすると遠くから我々の所に車がやって来た。そういえば手前に全面通行止めってなってたっけ、観ては行けないものを見てしまったか、ここは政府の秘密基地でこれを見たものは記憶を消されるか、拉致されるかもしれないと思う様な雰囲気最高。いやいやそんなことは無かったけど、想像を掻き立てる様な場所だった。車は通り過ぎて行ってしまったけど、不気味な所だ。

途中断層の如く道が破壊されていたので、引き返すことに、ここまで乗ってきたシェルコに手こずった様で、乗り換える。こういう道はオフ車が楽だなーと痛感。そろそろ2時近いので、飯にする、最近は普通に食事屋さんが開いてるので助かる、地元の食堂として、雰囲気のいい店があったので入るが、美味しかったのはお新香だけだった。

 

また交換して、比較的綺麗なワインディングを走る、こういう道はアグスタの方が楽しい。方やハーレー氏はなんとなくコツをつかんだ様で、意外にいいペースでついて来る、なんだかパワー十分という声がインカムから聞こえて来るが、このバイクは市販のバイクであれば400並のパワーだから、それは正しい。 国産250は騒音排ガス規制によってトルクもパワーも削がれてるので、軽快な走りは難しい。 

休憩ポイント道の駅上野に着いたのが3時過ぎ、ここから最高のワインディングが待ってるが、ハーレ氏とは東京方面と前橋方面と真逆だから、残念ながら、ここでお別れ、気合があればココからぶどう峠を抜けて、佐久に出ちゃうんだけど、気温もマックス高くなってるし、オフ車でロングは疲れるから、大人しく帰ることに、短い時間だったけど久しぶりの晴天とコロナで自家用車少ないワインディングが結構楽しめてよかった。

ここから後50k以上のワインディングが待っている、高度が上がると気温も下がって、最高のワインディングをオフ車で舐める様に走る、途中何台かバイクがいたが全部パス。いやはや早いよシェルコ君。素晴らしい。 下りはエンジンカットで降りて自転車気分、これも最高だ。

秩父の街からR25の走り屋と二台でランデブー、この2台でほとんどのバイクを抜き去って、バイクの聖地有間ダムまで一緒。なかなか速いライダーで登りはこちらの方がパワーがあって引き離す事ができるが、下りや平坦路ではいい勝負、いや楽しかった。 分けれぎわに手を振って別れたのが中々お洒落じゃないか、お互いクオータ同士だし、全く違うバイク同士でワインディングというのは中々興味深いのだ。ブロックタイヤも最新のミシュランのアナーキーだからこそのこのペースだなって思うけど、ブロックタイヤのグリップは見た目より強力だった。

家に着くころには5時近くになって、あの上野村からずっと下道は老体にはシンドイ。バイクを洗って即風呂に入る。実はこれが堪らなかったりするのだ。なんだか濃いいちにちだった気がする。お疲れ様でした。 

マスクのパンツ化

もうコロナなんて収束して、感染者も誤差の範囲に落ち着いきてるけど、外に出かけてみると、殆どが未だマスク姿だ。周りに誰もいないような、公園でもマスク、ジョギングしててもマスク、街歩いてもマスク、どこ行ってもマスク人間ばかりでなんだか気持ち悪い。マスクによって人の唯一のアイデンテティーが失われた。

周りに人が居なくて、花粉の季節でもなく、誰にも接触する可能性がないのにマスクしてるって、理解できない。

我が社マスク着用の義務はないが、多くの会社はマスクして仕事してるし、打ち合わせに来る人もマスクで来る。リモート会議でもマスク姿だ。 世の中マスクだらけでも目しか見えないから顔の表情もよく見れない。顔が見れなくて、上半身しか出ないTV会議なんて必要あるのか?と思う。顔がほぼ見えないんだから、音声だけで良いんじゃないの?。折角モニタに出るなら、すごいリアクションでもして楽しませてほしい。   

うちの会社に来る人は、表情が見れないし、意思疎通を図る上でも出来るだけマスクを外すように勧めてるけど、恥ずかしいとか、良いんですか?とかありがちなリアクションが多い。ちょっと恥ずかしいという段階で、デフォルト化粧の女子はマスクが顔を隠すアイテム化してるから、顔みせたくないの?って思うし、良いんですか?という段階で、感染させるような病気持ってるの?、それでも渋るなら、私がコロナって疑ってるの?なんて思うんだけど、そもそもスカスカのマスクじゃ感染は防げないし、今は手作りの不衛生なマスクも横行してるし、そもそもマスクによって確実な感染予防は期待出来ない。でも総じて外すと気持ちいいし、やっぱり自然だという声が多いとしても出ればマスク装着だ。マスクは万が一の飛沫感染があり得るような所だけ着ければいい。

もうほとんどの人は、マスコミの洗脳にかかって、マスクしないと外には出れないと刷り込まれてる気がする。今やコロナは100万分1以下だから、歩いてて交通事故に巻き込まれて重傷化する確率に等しいから、リスクという程でもない。してもしなくてもリスク度合いに変化はない。むしろ、リスクが心配で長生きしたいなら、毎日ラジオ体操して、酒もタバコも含め健康阻害する全てをやめたほうがいい。マスクで酸素の量が減って、別の疾患で病気になるかも知れないし、肌荒れや、思考能力が減る可能性もある。

思うにマスクはパンツ化してるのかと思う。パンツ履かないと落ち着かないし、もっとも法律ですっぽんぽんじゃ出れないっていう時代だから仕方ないので、私もパンツは履いてるが、無いと恥ずかしいとか、落ち着かないと言う思いが強い。マスクも付けないと、落ち着かないとか、不安になるとか、いやいや顔も隠せるから、自信のない人も好都合アイテムとして、マスト化してるのではないだろうか? 

もうマスクしてメガネ掛けてたらほとんど顔わからなし、マスク美人というくらいに女子にもマスクは平等だし、顔が隠せれば、色々な意味でハンデが無くなるから、好都合かもしれない。もはや顔の表情で感情を見出すなんて事は至難の技であり、薄ら笑っていても言葉だけだから平気で嘘もつけてもしまう。ある意味マスクは便利だ。なるほど政治家の大きいマスクは本心を悟られない為のものだろうか?  

そっか、一部の本当に必要としてる人を除いて、マスクをしてる人の多くは洗脳もあるとして、顔を隠すアイテムとして利用してるとしたら、マスクは人間の個性を阻害するし。感情も隠せる、コロナに乗じてマスク着用を上手く利用している人もいるかも知れない。最近流行のマスクポリスなんて意味不明だ。単に外したいけど外せないから、ストレス溜まって他人に八つ当たりしてるのか?。迷惑だ。できれば逆のパターンでマスクポリスやりたい。

マスクによって、人間のほぼ98%は人工物で隠される訳で、もう体型しか個性を見いだす事が出来ない。体型すら洋服である程度誤魔化せるから、容姿なんてどうもで良いかも知れない。マスクを外すのは食事の時位だろうから、顔を見るチャンスはそこしか無い。いやもうデートなんかも、怖い怖い、マスク姿しか見れないんだから、食事の現場押さえない限りは、容易に付き合う事も出来ない。

ある意味マスクがデフォルトなら、hする時も、お風呂入るときも、四六時中ずっとマスクしてれば良い、とにかくマスク装着での容姿という風に割り切ればいい。まあそれも有りって言う人もいるかも知れない。そう言えば壇蜜の旦那がそうらしい、自信がないからマスクは寝る時も外せないとの事。

コロナによって、マスクの常用化に寄り、ほぼ全ての穴が塞がれた訳で、コンプリート。やはりマスクはパンツ化していると思う。そのうちマスクしてないとワイセツ物陳列罪で、捕まるかもしれない。ああなんだかマスクがパンツに見えて気持ち悪いな。白も気持ち悪いが、特に柄物は更に気持ち悪い。柄のマスクしてる人は絶対にパンツも派手だと思う。

でもそんな人たちも安心して良い時が来る、政府と、マスコミは、こぞってマスク着用促してきたけど、大きな誤算に気が付くはず。政府は国民を支配したく、今もあれこれ、餌をまいて紐つけしながら、国民を管理下に置こうとしている。まずはデノミを行うための伏線であるが、その計画の中には顔認証による管理も含まれる。今回のマスク化によって中国の様な国民総顔認証に支障をきたしており、そろそろマスク装着を控えるような、マスコミを使った報道があった場合、感染が収まってないとしてもマスクを取るのだろうか? もうマスク美人は見飽きた。 

BMW C400Xで峠

コロナの他県移動が解除されたので、久し振りに他県にまたがるツーリングに出掛けてきた。何ヶ月ぶりだろうか、自粛要請になったのは3月中位で、さあこれからがいいツーリング季節という、最高のツーリングシーズンが丸々コロナ自粛と重なった訳だ。 桜の季節も過ぎて、季節最高の新緑シーズンも過ぎ、夏至近くの過ごしやすい最高のシーズンも棒に振り、梅雨の真っ只中でお許しが出たという訳だ。そんな中の晴れ間とあっては出掛けないわけには行かない。天気も良さそうなので、新しい相棒と共に峠向かった。C400Xの計算され尽くしたウインドプロテクションに守られながら、そこそこ車の走る高速を走る、高速安定性は矢の如くで、ウインドウノイズも小さく、排気音も小さいのでとても楽だ、追い越し加速も十分であって車の流れをリードできる。いつもより5倍くらいの車の多い高速を走る。途中渋滞してるし、走りにくい。コロナ特典期間は終わりなのかと現実に戻る。冒頭書いたような人は、コロナで渋滞レスの快適高速も、1年に一度しかない透き通る新緑も、自粛で見れなかたっと思うと、申し訳ない気がする。 

そもそも自粛要請は、出来ればお願いします程度で、根拠のない理由で強制力も無いお願い事だけど、多くの人は実行して、偉いと思う。私には理解できないが、殺し合いで、且つ自分も命を落とすかもしれないのに、戦争に行った人達が大勢いたのも頷ける。 

今回、自粛解除、他県移動解除などの理由では無く、古くからの友人がスクーターを買ったとの事で、私のスクータが納車されたのを機会に走る事となった。

いつもの上野原でミート。そこから談合坂サービスエリアが見える見晴台に向かう。 彼とのバイクツーリングは始めてだ、その友人とは車の仲間であり、カートの仲間でもあり、負けず嫌いでめっぽう飛ばし屋だ。何しろスクータを買って、その走りを極める為に数回も転んだと言うんだから、尋常じゃない。納車半年のバイクはよく見ると傷だらけで穴も空いてる。そんな彼と、慣らし中で30年振りに乗るスクータで迎え撃つ事となった。肩慣らしの峠では、久々のスクータの挙動を探りながら走る、c400xは低重心であり、極めてニュートラルでクイックだ。

最初は慣れなかったけど、だんだんスクータの走りが解ってきて、バンク角を稼ぐ為にハングオフで曲がれるようになった、少し入り込む癖があるけど、シティグリップタイヤでも気持ちよくコーナを攻められる。 一方フォルツアの彼はハイグリップタイヤを装着して、気持ち良さそうにハングオフでコーナを攻める。この二台はスクータとしては病気的なペースで走ってる気がする、ほぼ休憩もせず、コーナを弄るようにワインディングを走る、途中ツーリングライダーもいるが、道をすぐに譲ってくれるので有難い。抜かされた後それがスクータと知った時にはどんな気持ちなのか察する事も出来ない。それにしてもいいバイクだと思う、ギャップでは収まりが悪くて、グリップを失う場面もあるが、総じて十分にワインディングを楽しめるセッティングだ。ブレーキも十分効くし、パワーも必要ギリギリだけど、250のネイキッドよりは、立ち上がりが良い。 

それに比べて250のフォルツァは足回りが緩くて、フレーム剛性が足りない気がする、ハイグリップタイヤのせいだろうか、タイヤのグリップに任せてコーナリングしてる感じがする。さらにパワーが足りない、このパワーだとアクセルはほぼスイッチでいい。絞るか開けるか二択だ。 これを操り格上のバイクに登り以外は付いてくるんだから、そうとは想像はしていたが、相変わらず強者だ。

十分ワインディングを楽しんで、美味しい山のレストランに到着、コロナ前に行ったきぶりだから、3か月ぶりだろうか。 景色のいい店内で、食事してデザートを食べながら1−2時間位お喋りをして出発。 天気も良くて本当に気持ちがいい。 行きつけのレストランもこうやって営業されると有難い。 

さらにワインディングを走り、途中レアで美味しい、甘甘娘という、トウモロコシを買って帰る、いつもは生産量の割に人気なので買えないことが多いがコロナだから購入できた、有難い。 そこから一気にまた峠、峠、峠、峠、峠と十分走りを楽しんで、高速に入る。高速はなんと大渋滞中。ありがたくは無いけど、懐かしい小仏トンネルのアナウンスも聞けたし、バイクでよかった。途中雨にぱらっと振られたけど、無事帰宅。バイク歴は長いけど、スクータでこれ程走ったのは初めてだ。高速も楽だし、ワインディングも楽しめるんだから、バイクと言う乗り物を楽しむならこれ一台で十分かもと思う。個人的には足回り等もう少し高級なもので、質感も更に高ければ、バイク好きも進んで買うカテゴリーになるかもしれない。 

追記 帰ってみたら、左ブレーキマスターピストンからオイルが漏れて、飛び散ってた。ブレーキオイルは塗装も溶かすし、何より安全性を損なうわけだから、危険。C400Xユーザは要注意かもしれない。 

ツインブルターレで行くクリスタル

何が緊急だか判らない緊急事態宣言も解除され、2台のブルターレでクリスタルツーリングしてきた。 何と言ってもこの日は朝からとても天気が良く、抜けるような青空と程よい空気感がツーリングを誘う日だった。 そうと決まれば行くしかない。あのヒーロー氏と藤野パーキングに9時半待ち合わせで、1都県を跨いだツーリングに出発。 

藤野のパーキングで、インカム接続と軽い朝食という儀式を済ませいざ出発。軽い朝食は飲食店休業の可能性がある今は必須だ。 上野原で降りていつものルートを走る。最高!気持ちが良すぎる、ツインブルターレ、この二台ちょっと説明すると、アグスタのブルターレとしてラインアップされてる4気筒版と3気筒版だ。一台はフェラーリ設計の1090cc4気筒で、もう一台はそれを3/4にした800cc3気筒であり、見た目の車格は随分異なる。4気筒はあのタンブリーニがデザインし美術館にも飾られ、走る芸術品と言われるオリジナルブルターレのマイナーチェンジ版だ。方や、800ロッソはカジバグルーへの統合後デザインされた、今風にアレンジされた派生モデルである。  

ライダー交代して乗り比べてみよう。800に乗ってみると、まず最初に思うのはその軽さである。 絶対的な重さは兄貴183k 弟175kと然程変わらないが、走り出した瞬間に全く異なる印象だ。800は軽くオフ車みたいな感じで、とにかく全ての動きが軽い。1090はどっしりしていて、全てが重い感じだ。当然走り方もだいぶ異なり、積極的に体を動かして曲がる1090に対して、800はなんとなく気持ちさえあれば曲がっていく感じだ。個人的には積極的なアクションで曲げていきたいから、1090の方が好みだが、800は敷居が低く乗り易い。エンジンも同様、超絶トルクでグワッとパワーが出て、下からどこでも加速していく大排気量特有の1090に対して、軽くビュビュン回りフレキシビリティのある、歯切れのある800という感じだ。 どちらもパワーは十分で日本では800くらいが丁度いい。4気筒と3気筒の差は音が若干異なるが、3気筒がパルス感豊富かとえいばそうでもない。どちらも良いエンジンだ。 

   

こうやってマシンを交換して走るのは楽しい。バイクは車以上に特性が異なるので、奥が深い。青い空と白い雲が眩しい。まだまだ序盤というのがにやけて来る。先はまだ長いのだ。 

柳沢峠を越えフルーツラインを通り、クリスタルラインに入る。自粛の影響か、道が汚い。こういう時はオフ車が最高だと思う。お気に入りの絶景ポイントに到着、新緑も終わり、緑が濃い。濃い緑と澄んだ青に白のアクセントが目に焼きつく。写真を撮って忘れていく記憶にフラグを付けよう。 さらに高度を上げていく。途中日本で一番高い道路に続くゲートに到着、ここを通れれば、僅か15分で長野に入れる。 

記憶も霞む頃は、東京から一番距離が近いスキー場だった早乙女高原を抜けて、クリスタルラインを進む。ここまで来ると新緑の場所もあるし、桜も咲いている。

峠を抜けると絶景が見える、ここから見える景色は長野県だ。なんだか雲行きがあやしいが、気にせず進む、雲行きよりもお腹が怪しい、お腹がすいてきた、この先の奥深い山にポツンとある藤原庵に向かう事とした。

謎の藤原庵は混んでたので、第二候補の大黒屋に向かう。コロナで休業とか思ったが、休みなしで営業してたらしい。偉い。 ここでお気に入りの放蕩とお餅を食べる。かぼちゃが溶け込んだ汁が旨い。久しぶりにも関わらず店のおばさんが覚えててくれたのが嬉しい。コロナで営業してたなら、もっと早く行けば良かった。食べてる間に曇がもくもく出てきて、降雨マップを見てみる、この時期このエリアは鬼門だ。まだ大丈夫そうなので、ホッチ峠を抜けて、長野方面に向かう。途中日本で一番日照時間が長い村を通過。 流石に晴れてる。

 

そこから大好きな信州峠に向かう。ここからの道は本当に素晴らしい、絶景ルートだ。

軽く写真を撮って先を急ぐ、雲が厚いが、目の前の峠を抜ければ、空気の不安定な山岳地帯を抜けるので、雨の心配はないはずだ。峠で写真を撮る、いつもの撮影スポットだ。今にも降りそうな雲なので先へ進むと、通行止め。峠の入り口で出して欲しい。

越えた側は明るいが、この先は雨宿りするような場所もない、万が一本当に通れなければびしょ濡れだ、日本海と太平洋の境の山の中でずぶ濡れは避けたい。そうのしてるうちにポツポツきた。撤退を決めて降る、2kくらい進んでそこそこ降ってきた、途中にある農業倉庫を目指す。時間10ミリ位の雨で倉庫に滑り込んだあとは50ミリくらいになってもう凄い状態危機一髪。 

すごい雨でも助かった、ある意味判断が正しい。5秒も外にいれない降雨量だ。ここで約1時間避難、気温が10度以上下がってめちゃ寒い、少し小降りになったので、出発。進行方向の降雨レーダはクリアだし、ここで待ってたら、あと1時間は出れない気がする。途中川のような道路を走る、10分程で抜けたがバイクの泥はねがすごい。

国道141に合流する手前で、完全に雨が止んだ、その境界面で写真を撮る。道路の半分は濡れ半分は乾いてる、面白い現象だ綺麗に境界が見えるのは珍しい。この先は曇りか晴れエリアだ、高度も高い為に気温が低く寒い。高度を下げる為に出発、ワインディングが気持ちいい。高度を下げると、ほんのり暖かい感じだ、この先佐久まではちんたら長いのが国道141の嫌いなところ、面白くない。だらだら走ってると、高速入り口と書いてある、うむむなんだこれりゃいつの間に伸びてたの?、中部横断自動車道 八千代インター始点から入る。こりゃ快適だ。一気に佐久を抜けあっと言う間に上信越道に入る。でも本当は254の下道抜けて帰りたかったけど、行き過ぎてしまった、既に6時近く、途中お腹も空いたので、佐久平パーキングに寄る。誰もいない食堂で暖かいうどんを啜る。こういう時はなんでも美味い。相変わらずコロナで人が居ないな!

うどんを食べてる間に最後のコースを練る。etc出口で降りて、名もない峠を抜けて下仁田に出れるルート発見、素晴らしい。そうと決まれば最後のミッション、蛍の光が聞こえるが、まだまだ走るよってことで、出発。 

大正解、少し狭いが、素晴らしい景色を堪能できる道だった、荒船山を間近に見れて牛も見れるし、野生の鹿も歩いてる。明るい時もう一度行きたい。新ツーリングルートに登録だ。それにしても暗くなるまで良く走ったな、夏至近いこの時期しかこんなことは出来ない。下仁田に着く頃は、7時過ぎてもう暗くなっていた、ヒーロー氏とはここで別れて、高速で帰路に着く、お疲れさん。

途中パーキングに寄る、コロナの影響でまだまだ車が少ない、気持ち悪い。上信越道は前後に車が走っていなくて、怖かった、通常なら渋滞しててもおかしくないのに、首都消失したかと思う位。 家に着いたら8時30分、トータル11時間30分の旅だった。距離は520kmで平均時速は60k程度だ。流石に疲れたツーリングだったが、相変わらず楽しかったな。自宅でバイクを洗って風呂に入ると程よく疲れた体が心地いい。朝6時に出れば家着いてもまだ明るくて、自転車で散歩もできるのだからこの時期凄い。

コロナバブル

コロナが蜃気楼のごとく去って行き、人々は普段の生活に戻ろうとしている、自粛洗脳の結果、全般に支出が減った家庭は、今後も自粛的生活をする人が一定数いるだろうし、リモート比率が多くなった職場はアウトプット出せなければ、簡単にリストラされる。大リストラ時代だ。フィジカルコミニュケーションに臆病になってる人々は、コロナ後の世界をまだ実感出来ずにいるとしても、直近経済を見渡せば日経平均が24000円から16000円になって今や24000円のオリンピック前の浮かれた株価の水準に戻ろうとしている。

過去のブログを見てみると、冷静に観測してる気がする。経済をリアルに感じるためには多少なりとも身銭を切って投資するのがいい。そうすれば自ずと市場に目を向けるし、自分のセンスを客観的に判断できる。私の場合 日本市場、ヨーロッパ、アメリカ、新興国、原油など幅広いが、ヨーロッパ以外は全滅だ。しかしながら基本的に投資はゲームだから、読みがあっていれば損しても気分は悪くないし、身を持って反省ができる。それにしても日本の現在の水準はバブルそのもので有って、危険としか言わざるを得ない。丁度最初の投稿の3月18日頃だが16000円で底をつけた、日経225は今や22000円を超えて、コロナ前に戻る勢いだ。2020年度の第一四半期の予想決算結果を想像すれば、異常な数値だ。

現在の経済の状況を見ると、どの業種も末期的状態だ。運輸 製造 金融 サービス 等々どれを取っても良い情報は無い。特に運輸は恐ろしく厳しい、新幹線は乗車率が3割程度で、走らせれば走らすほどマイナスだ。リニアも当分無理だろう。最も酷いのは航空関係は壊滅的だろう。理由を書くのが馬鹿らしいほどだが一例として、日本のメジャーエアラインは国内35% 海外35% ロジスティクス20%その他10%の売上比率だ、実際稼働してるのは国内35%の内の5%それにロジステクスで20%合計25% 国内は飛ばせばよりマイナスだから、ほぼ稼ぎ頭は20% 年間売上が4兆円として、4000億の利益だから、3兆6千万が年間のコストだ。月にすると約3000億。通常運行なら、3300億の売上があるから成り立つが、今は600億程度しかな無いわけで、 運行コストを差し引いても、ざっと1500億キャッシュが減るわけで、10年分の利益を持ってしても、7ヶ月でショートする。 今もうすでに3ヶ月か経過して、この先後2ヶ月は続き、さらに数ヶ月は5割くらいだろだし、コロナ前水準には1ー2年かかるか最悪一生戻らない。コロナのこの1年で単純に10年分の利益を失う訳だから、正常に戻っも今後10年は理論上利益ゼロ、到底配当など出せる訳が無い。JALならまた二度目の実質的倒産があってもおかしくない。PERなんて無限大で有って株価は現在の3%の100円でも高い。よくPBRが大事だとかいうが 解散価値なんて解散するときは株価は紙切れ同然だから1倍だろうが、0.5倍だろうが、意味がない。今のエアラインの株価が全体の株価を象徴している。  

なんだか北米大陸みたいだ

文章も読むのが面倒だしあーだこーだ言ったって今の株価なんて経営に参画する訳でもなく、本来はファンダメンタルに促した株価で有るべきだが、今やマネーゲームだから科学的には説明が付けられない。だから上がる時は上がるし、下がる時は下がる、需給と、心理で決まるなんて子供でもわかる様な当たり前の論理を展開するものだ、まあそれが何時ぞやのバブル崩壊になるのだが、あの頃も日経平均は五万円は確実なんて言ってたっけ。今もそんな調子だが、今と時代が違うとか、都合のいい理由で正当化する。安倍政権と同じだ。今回も倍返しならぬ、空前絶後の倍戻しなんて声も聞こえて来そうだ。

ここ最近のチャートを見てみよう。推定患者数と 陽性者のグラフと重ねてみると、面白いことがわかる。先ずは推定患者数だ。ピークは4月1日に有って、その後は患者数が減っている、これをみると、緊急事態宣言が出た頃には収束に向かっており、さらに8割おじさんがギャーギャー騒いだ時点ではほぼ半分になっていた。すなわち、日本にとっては自粛は殆ど効果がない事がわかる。驚きだ、自粛レスでコロナを乗り切る事ができた日本なのに、経済をこれだけ止めた、与党とマスコミと8割おじさんにも責任を取ってもらいたい。なるほど、政権中枢は賭け麻雀もするし、キャバクラにも行く訳だな。自粛なんて必要ない。一方株価は3末に底を打ってから上昇しており、感染者が増えようが、パンデミックになるかもしれないとか、マスコミが念仏の様に唱えていても、上昇を続けている。株価は半年から1年後を想定して動くなんていうけど、半年後の景気なんてわかる奴はいないし、単純にそういう建前で有れば、半年後のことなんだから、いくらでも理由をつける事ができる。グラフを見ればわかる通り、コロナがメジャーになったと同時に株価が落ちているから半年後を写したものでは無い、今に敏感で今の感情が株価を左右する。どう考えても半年後にコロナ前と同じ経済に戻る事は無いと言える。 

参考に日銀のETFの購入時期と金額をグラフに重ねた。下がり始めてから1兆円以上を投入している、これによって株価の下落は止まったとは言えないが、放置よりは良かっただろう、その後に買い続ける事で、上昇局面に入り、 個人投資家等が集まったと思われる。 どちらにしても、日銀が株高に若干関与してはいるが、4末以降の上昇は証券会社の営業力かもしれない。又外国の裁定売りの買い戻しも大きい。日銀は今の株高で、含資産が増えた事は良いが、バラマキ対策に比べたら微々たるものであるが、上場会社の実質親会社である日銀は、相当数の株を所有してるからいずれ売らなければならない。その時はコロナ以上に恐ろしい事になるだろう。3ヶ月以上地球が半分停止したんだから基本的に世界中で起きる訳で、想像がつかない。極低金利の今は恐ろしい事に日銀は金を生めないので、殆どの資金は国民の預貯金や税金だ。  

直近キャッシュの残存期間一覧がコレ。殆どが超優良企業だか、それでもこの程度なんだから、非上場の会社は、デットで資金を得なければならず、相当に厳しいはずだ。例え今回の空前絶後の対策で、資金繰りが繋がっても、本業で利益を出さない限り、借金は返せない訳で、単純に延命させるだけで有って、基本的に経済的にプラスの効果にはならない。6月の時点でカウントダウン開始である。3月で50%減とかいう会社は4−5月は50%減以上だから加速してる筈。 

空前絶後の対策とか言ってるけど、金をばら撒けば良いと言うことでは無い、でもこの機会をいい事にばら撒けば一定割合でトンネル会社に資金が落ちるから、じゃぶじゃぶ使いたいのだ。空前絶後の無駄使いだし、天下りのトンネル会社や関連会社、政治家などが資金を集める絶好のチャンスだ。このままだと、日本の借金は既に一人当たり2000万を超えてきてるけど、デノミして、預貯金閉鎖8割没収するか、一人当たり2000万没収するしか、借金返せない。現段階は一人当たり潜在的に2000万の借金を抱えているという事を忘れてはならない。個人の借金を含めれば1世帯1億だ。もう必要はないが、マスクは来ないし。万も未だだ、口ばっかりで殆どが厳しい期間に必要な対策が実行されていない。結局割を食うのは、多くの国民であるのは間違いない。コロナでも証明されたがアベノミクスで骨抜きの言いなりになってしまった国民だから、受け入れるしか無いのが現実だ。

さてさて、3ヶ月後くらいに読み返してみどうなってるかが楽しみだ。 

トライアンフで行く絶景野反湖 

コロナ真っ只中の5月24日、あのヒーロ氏と野反湖に行って来た。 この日はツーリングには最強のコンデション、最早家で自粛なんて、オタク行為に等しい。澄んだ空気を吸って太陽に当たり、エネルギーを吸収する。こんな日は人生のうちに多分数回しかないと思う。自粛の皆さん申し訳ない。このコロナに関してはバイクで10000k移動しても買い物1回分より、リスクは少ない。 

青空の下、病気的に空いてる高速をひた走る。相変わらず車が少なく、なんだかヨーロッパの高速みたいで極めて快適だ。ワンオフサスペンションシートとリセッティングしたサスにより、乗り心地とポジションが大幅に改善されて、継ぎ目やギャップが気にならない。素晴らしい。 剛性もしっかりしてるので、全く不安感がない。流石である。快調に飛ばすと程なく待ち合わせのパーキングだ。

到着すると、すでに相方は到着していた、空いてるパーキングを堪能して、聖水を飲んで、いや今回は飲んでない。代わりにフルーツ牛乳とパンを食べていざ出発。

抜けるような青空、宇宙まで見える気がする。青空に雲、そして新緑の緑。ここは大好きな牧歌ポイント。こんなところに住んだら長生きするだろうな。日本の原風景だ。今回行きたかったこの先にある懐かしの須賀尾の里に行ってみた。 もう十年ぶりだろうか、よく昼食を食べさせて貰ったものだが、今は人はいるが民宿は営業していないようだ。もう定年でここに越して、民宿、食事処を開いて20年超えてるからもう80すぎだ、時は無情だ。 

須賀尾峠に向かう、ここはまだユーチュバーなんて居なかった、20年以上前から8ミリビデオをバイクに着けて、走行ムービを取っていた場所だ。 あの頃こんなことをしてた奴は居ないが、今はオンボードカメラは必須アイテムになった。先を見越し過ぎた。道路は荒れていたが、景色は変わらない。この頃、ガソリンが二人とも底をつき始めており、コロナで途中のガソリンスタンドが休業中で不便だが、スタンド探しも面白い。

この峠を下れば草津口だ。隣には、あの八ッ場ダムがある。ここでも膨大な裏金が使われてたと思う、過剰品質の橋や道路が見える。こうやって我々の預貯金はこっそり大胆に使われているのだ。使わないお金は、全部政府に吸い取られると思った方がいい。ガソリンを入れて、野反湖に向かう。お腹すいてきた。

途中何軒か、食事処はあったけど、コロナ休業中もう慣れっこだ。 爆走して、一気に1500mクライム。景色は3月に戻った、1時間で、3ヶ月分戻ることが可能。このころインバースでも買ってれば億万長者だ。 

素晴らしい景色だ。スイスかオーストリアの湖に来たみたいだ。雪も残っていて、桜も咲いてた。人も少なく素晴らしい。 ありがとうコロナ。野反湖のロッジでナイジェリア人が働いてた、こういう過酷な場所では外国人労働者しか働かないのかな。コロナでこういう人材も不足だ。明日からロッジはやるらしい。

 

途中尻焼温泉に寄ってみた。ここも20年前くらいは、毎月の様にこの温泉に入りに来たものだ、関東で、川が温泉の所はここしかない。今日はもちろん誰もいない、だってコロナだ。でも川だから入って良いかもしれない。 うーそれにしてもお腹が空いた。もう2時過ぎだよ。

草津に行けば何かあるかもって事で、温泉街に入る。閑散としていたが、途中一軒の喫茶店発見。飛び込む。食べるものありますか?カレーとかパスタあるって、ラッキ。ここのおばさん二人とコロナ話して、パフェ食べてお腹いっぱい。コロナでも営業してる所は同志の様な気がする。大方おお声では言えないらしいが、アンチが多い。 帰路につくとするか、時間はもう4時過ぎだ。

走ってると目に入る紫、桐の花と藤の花だ、この時期しか見れない、どちらも花期は短くて、希少だ。群生してる藤を発見した珍しい藤ツリーだ。素晴らしい。まだまだ先は長いぞ、この時期は日の入りが遅いから、まだまだ明るい。 

 

もう一走り暮坂峠に向かう、峠フェチだな。 はたまた絶景、ため息しか出ない。

ツーリングも終盤、ガソリンを入れて、最後のスペシャルステージに向かう、あの榛名だ。道路が広くて走りやすい、フラットなのでステップを擦るのも怖くない。いやもう最高あっという間。コロナでもここは流石にライダーがいた。

散々走ってもうここまで300kお腹いっぱい。 大満足。下界に戻る事として、高度を下げる。 なんだか暑いぞ。今まで高い所にいたから気がつかなかったけど、すごく暑い。多分30度近い。 そこから新しい道を見つけて、謎のフルーツラインに入る。ここが快走、一気に榛名麓を走って、高速に向かう。途中ローソンで休憩、ああよく走った。通常ここで、渋滞情報を見るものだが、コロナだから気にしない。素晴らしい渋滞のない人生。 

駒寄りのパーキングから高速に入って、高速を南下、遠くに見える妙義が幻想的だ。途中誰も居ない寄居パーキングに寄り、缶コーヒーを飲んで一気に自宅に、いやはや疲れた。流石に疲れた、ボバーで総距離400k超え。そういうバイクじゃ無いんだけど。家についてもまだほんのり明るい。 この時期はほんと遊び放題だな。バイクを洗って、家で入るお風呂もまた良し。お疲れでした。 

ゴーストタウン化した都会

ゴールデンウイークでコロナの真っ只中、郊外ばかり行っていたので、都心に足を向けた。さてさて都心はどんな状況になってるのだろうか? 写真で案内しよう。

がら空きの高速を走って、首都高に入る、gwとは思えない交通量でにやけてくる。心地いいv10サウンドを聴きながら、お台場に向かう。大好きなゲートブリッジに寄ることにした。なんだかバイクが多いぞ、バイクならヘルメットしているし、基本ソロだから、自粛ヒステリーでも心配は要らない。

ゲートブリッジの駐車場は閉鎖だ。もちろん展望エレベータも閉鎖。もはやここを歩いて渡る事は出来ない。このまま海底トンネルを抜けて羽田に向かう。 白バイは通常通り取締り中。 羽田の入り口近くの特等席も放置車両しかいない。あり得ない。

さてターミナルはどうなってるだろうか? 車が居ないんだから、人も居ない、しかしながら 焼肉屋さんとうどん屋さんは開店していた。 うどん屋は働いてる人が食べに来るようだが、焼肉チャピオンは誰が食べるんだか、謎である。 

1便をのぞいて全て欠航、結構な事だ。 その一便はフランクフルト行きの全日空とルフトの共同運行便で、搭乗率は2割だそうだ。帰り際にモノレールが来たので乗ってみる事にした、先頭を陣取りどこまで誰も居ないモノレールは奇妙だが、もう慣れた感がある。ほとんど病気の世界。 

これ程までに自粛オタクがいるとは驚いたが、5月も終盤の今でも同じ感じだから恐ろしい。 でも最高!こんな経験人生で一度あるかないかだ。最高最高。並走するジェットスキーが楽しそうだ。 存分に遊んでお腹が空いたので、築地に向かう。お店やってるか心配だが、変わり者はどこでも居るだろう。

あいかわず空いてる道を走り、築地に向かう。こう空いてると目的地までは何時もの半分くらいの時間で着く。効率的だ。

居る所には人が居る、変わり者ばかり集まってる感じだ。私もその仲間だと思うと微妙だ。こどもの日かー 忘れてた。

いつもなら大混雑だが、余裕で美味しいお寿司を食べることができて、良かった。これもコロナのおかげだ。神社でお参りをして、銀座あたりに行ってみる事ととした。 

何処もガラガラだなーライブラリー撮りにはもってこいだ。 

ビルの谷間の景色が青い空に映えて綺麗だ。 停止した時間。通常こんなビル群に吸い込まれて行く人が居るとは、今では想像できない。

丸の内も人が居ない、なんだか人が居ないも書き飽きたな。 アホ政権の総理官邸の前を通って日枝神社に行ってみた。総理官邸前には沢山の警官がいて過剰だ、税金の無駄使いだ、公明マスクよりはマシだな。今頃犬を抱いて紅茶でも飲んでると思うと気持ち悪い。 

日枝神社ってすごいのね、エレベータついてるし、 もちろんこんな時でもここは動いてる、謎だな。 

コンクリートの破片だと思ったらさざれ石だって、我々はこの石ツブなんだな。美しくない。ここも最低。 

陽も傾いてきたし、雨も降りそうなので帰る事とした。良い写真といい経験ができた。物事の判断を論理的にできない民族のおかげだ。

大手企業はそもそも国の子会社みたいなものだから逆らえない実情があるから情けない。人の税金をかき集めで、そのお金で企業の株を買ってるんだから、大株主は日本銀行だ。それにつられて、一般庶民も右に倣えだ、これなら戦争に行けって言われたら行きそうだな、お国の為なら命を捨てれる国民性は今でも根ずいてる証。自粛してる人達はそういう人かもしれない、だってあくまでも要請だしね。それでも我慢して狭い部屋に閉じこもってるんだから、もうルバング島の横井さんだよ。凄い。

ボバーTFCで初ツーリング

5月2日コロナ真っ盛りの中、朝一番で車でディーラーに向かって無事納車。今日はこの足で山梨方面にヒーロー氏とツーリングだ。今回はハーレーで来るらしい。私も初のアメリカンだし、期待に胸膨らむ。簡単な説明を受けディラーを後にする、鼓動感が気持ちい。燃料計は8割くらいだからガソリンスタンドによってみるもほぼ満タンだった。暑い都会から脱出したくて、吉祥寺を後にするが、吉祥寺は車も人も多い、謎だ。高速に乗るべく高井戸に進んだが乗り口がない。無いじゃん。藤野パーキングの待ち合わせ時間まで後30分だ。

都会の道は普通に乗れて、少し固いくらいで、悪く無い、でもポジションがきつそうだ。調布から高速に乗る、100km巡行だと風圧が強めだ。燃費計はなんと30k以上を示す。 

高速100k巡行はちょっと疲れる感じ、90kmくらいが風圧も少ないし、エンジンの鼓動も聞けていい感じだ。120km以上になるとシンドイ。無理。しかし驚いたことにサスペンションが硬い。高速の目地段差でくるショックがかなり強い。さらに同じ姿勢だとポジションも悪く腰が痛くなる。もっとリラックスして乗りたいのに、なんなのー アメリカンってこんなだっけ? これってブリテッシュ?

藤野PAに到着するとヒーロ氏がハーレーで待っていた。ヒーローでハーレだ。いつもは車で混雑するパーキングも、コロナの影響でもはや乗用車よりバイクのほうが多いかもしれない。早速インカムの儀式に取り掛かるが、今回は早い。過去の履歴との関係だろうか?すぐ繋がったので、出発。 上野原で降りてワインディングを走る。 コーナは意外に気持ちいい。スパッと寝てバサーっと加速する。なんだかスーパースポーツバイクみたいだ。途中古い高速と見晴らしポイントで小休止。 

そこから美味しいそば屋さんのある猿橋に向かったが、期待してただけに、あいにくのコロナ休みで残念だ。近く若い頃は綺麗だったと思う、おばさんのいる『えんきょう』に立ちよってアイスクリームを食べて一休み。今日は暑いよ。そこから更にハードなワインディングに向かう、お気に入りのコースだ。途中気分良く走ってるとバイクからお叱りを受ける。乗ってる感じはハードなSSの感じだから、ついついバンクさせてしまう。良いところでいつもガリガリとステップを擦る。 足回りは硬いし、ポジションも悪いし、ステップは擦るし、デザインと排気音以外はいいところ無しだ。途中ハーレに試乗する。ゴープロマックスの装着。仲間と行くときはこういう気分転換が楽しい。こんな大きなハーレは初めてかもしれない。よっこいしょとばかりに起こして出発。走り始めると乗り心地が凄ぶる良い事がわかる。加速もいい。 ボバーから乗り換えたから余計だ。踏ん反り返るスタイルでのるワインディングも悪く無いが、コーナーではヨイショとばかりにそんな言葉は言わないけど、リーンさせる。至って平穏だ。 ロードインフォメーションも無く、車とバイクの間の子みたいだ。それでも気持ちよくコーナを抜けていく。問題は上りのキツイタイトコーナだこれはちょっと怖いぞ。ワインディングを楽しむバイクではないが、コーナの少ない道をまったり走るには楽しい。後10歳年取ったら乗ってもいいな。でもそれならインディアンのほうが良い。 まだコーナと格闘したい。

小腹が空いたので食事にする、先日苦労したのでマークしていた食事屋さんに入る。柳沢峠の食堂で麦とろが旨い。ここはコロナ関係なくバイクが多いのが救い。ライダー仕様で量も多くて満足だ。食事もしたし見晴らしポイントに向かう、ここからは絶景コースだ。ワインディングを快調に走る、バンクのイメージも付いてきて寸止めのバンク角で走れるようになってきた。ヒーロー氏の実況中継によればあと1センチという感じらしい。アメリカンの癖してコーナは楽しいが段差が怖い。絶景ポイントで動画を撮ったりして帰路に着く。帰路といってもこれから雁坂トンネルを抜けて秩父に出るのだ。 

帰りはウルトラノンストップで走る。雄大な景色を見ながら車の居ない道路をひた走る、気温も涼しくなってきた。 ほどなくして雁坂トンネル。それにしても長い。抜けると山の中の絶景ポイントに出る、本当に絶景で立山の山奥の気分だ。車も走っていないから快調そのもの、通常はそこそこ車も走って、追い越しができないからストレスが溜まるコースだが今日はそんなことはない。気分良く飛ばしていると。トンネルの中でフロントが滑るーー ぎゃーってマジに声が出たが、ヒーロー氏も滑ったらしく同じく絶叫。 あとで見てみると、下りのカーブで黒光のウエット状態の部分で滑ったらしい。 動画にも声が入っていた。こけなくて良かった。小休止しようと、途中休憩所に入るが、コロナ閉鎖中。どこもかしこも閉鎖で頭がおかしいと思う。ダムの自販機ならあるだろうと寄ってみたが、ここも閉鎖。よく閉鎖もここまで思いつくものだ。マスクなしでも感染しないよ。 

気持ちいいワインディンを抜けて市街地へ、秩父の街は意外に人も車も多いな。普段と変わらない感じだ。これでも感染者増えないんだから、基本普段通りでも問題ないはずだなんて言ったところで、洗脳は全国に広まってしまった。 

市街地はキツイ。ここまで 硬さとポジションで体がボロボロだ。久しぶりにしんどい。しかも秩父はクソ暑い。喉も渇く。途中もう一つの絶景ダムポイントにある自販機に寄ってみるが、そこも閉鎖中。自販機ぐらいやってくれよ。喉乾いたが下界は暑い。パフェでも食べたいがファミレスすらない、あるのは混んでるスーパーだけだ。

やっとの思いで、秩父の有料道路に到着、ここは涼しい。そこで見つけた自販機で休憩。雁坂峠からここまでまともな自販機が見つからないとはどういう事だ。マジ疲れた、久々に死んだ。少し休んでも回復しないがここからあと1時間かー ボバー大嫌いだ。最低。なんて思いながら帰路に着く。もう買い換えるよ。買い替えだ買い替え!!

平均燃費は350km走って約21km 給油は2回。大体マックス180k走行可能だがギリギリは無理なので、実質140キロ前後で給油の必要がある。燃費計は大体28k位だとは思うがあまり当てにならない事がわかった。次回はサス設定その他改造をすることとなりそうだ、限定と言えども改善されなければ、売り払うよ。

  

DB7とインディアンFTR

バイク2日目はあの99氏とツーリングだ。あのって誰よって事なんだけど。現役レーサーのあの人だ。もうかれこれ10年近い付き合いになるけど、バイクツーリングは久々だ。ツーリング用に新しいバイクを購入したとの事でとなれば、一緒にツーリングに行かないなんて手はない。何しろレース三昧だったので相当に久々だ。今回は山梨方面に行く事として、藤野パーキングで待ち合わせ。早く着いたので空いてるバイクスペースで待ってると音もなく、登場!

いつもの場所だけどバイクが違うので新鮮だ。大抵は排気音が騒がしいバイクばかりだが、今回は静か全然気が付かなかった。しばらくコロナ話題とか話して、その後は問題のインカム接続。同じメーカーだけど、ヘルメット内蔵タイプのもので何やっても繋がらない。インカムが有ると無いとではツーリングの楽しさや、安全性が桁違いだから、絶対に接続を諦めるわけには行かないのだ。格闘する事15分、全く無理、謎だ。仕方なく最後の手段で、スマホを取り出し、スマホ経由のグルームインターコムにしてみた。格闘する事5分、やっと繋がった。 スマホ経由だと何だか、音が良いし、飛びもある感じだ。格闘する事30分で出発、良かった。 先ずは何時もコースに向かって高速を降りる。このコースは宿場街を走って、程よいコーナもあって、景色もいいから序盤のコースとしては最高だ。 美味しい蕎麦屋さんも通りに有るからそれも良い。

会話しながらのツーリングは楽しい。レーサーと言えども公道ではジェントルだ。私も少しは大人しくなったので、良い感じのペースで走る。途中富士山を見て、猿橋の蕎麦屋に到着。コロナで休業中だった。先週は営業してたと思うけど、残念。猿橋を後に一気に山間に入る。ワインディング三昧のルートだ。 

ほぼ同じペースで走る。相当に気持ちいい。新緑の緑が透けて空気の香りも初々しい。こうやって走ってると、コロナで自粛なんて考えられないし、こちらの方がよっぽどもリスクが少ない。などとそんな話をしながら走る。コロナに関しては共通の考えだから話が弾む。

途中バイクを交換してみた。インディアンと言うバイクは知ってはいたが、試乗するのは初めてだ。ミッションが逆チェンジなので注意して走る。異様にシートが高く見晴らしがいい。走り始めるとなんだか凄く乗り心地がいい。アクラボビッチは付いているが、排気音も静かでトルクもあって乗り易いし、コーナだってそこそこ楽しめる。タイヤもブロクックだから、まさにバイクのSUVといった感じだ。その外見とは裏腹にマッタリとして、程よくスポーツな感じはレンジローバにそっくりだ。こりゃいい、私もボバーtfcが納車まじかなので、期待が膨らむ。やっぱりこう言う感じだよなー乗り心地が良いのは、おじさんにはもってこいだ。 

 

自分のバイクに乗り換えると、比較すると固い固い、サスを、幾分最弱にしてるけど、まだ固い。コーナもクイックだし、完全にこりゃスーパーカーの部類だな。インディアンがSUVならdb7は目線も低いから、まさにスーパーカーだ。これもかって言うくらいコーナを走ると、お腹もすいてきたので食事処を探す。いやもう何だか無意味に閉まってるぞ。気温も29度と高く暑い。完全に夏だ。とりあえず絶景ポイントに行き食事処を探す。見つけた。なんだか車も止まってないし、またもや休業かと思ったが営業していた。ラッキ。バスサンド見たいだな。tvはヤラセだとしても見つかった時の嬉しさがわかる気がする。頼んだのは大海老おろし蕎麦、これがまた美味い。最高じゃ無いか。客が我々しかいないから、コロナ談義に花が咲く。満開だ。これがメインだと思うくらいに会話が弾んで1時間半は居ただろうか? 閉店時間も近ずいたので、勘定を払いに行ったら、大将が出てきたので、コロナ話題振ると、堰を切ったとように話が弾んだ。なんだか、営業したいけど、嫌がらせっぽい連絡や、心ないsnsの投稿などがあって、営業したくてもやり難いらしい。大将は我々と同じ意見でよかったが、そうで無い場合は気まずい関係になり得る。それがコロナだ。 

店を出ると暑いし、まだ走り足りないので、涼しい場所に移動する事とした。秩父に抜ける快走路だ。高度を上げるとドンドン気温が下がって気持ちい。山梨はいいな、少し走れば自然の冷房が待っている。雁坂トンネル手前のの道の駅三富で休憩。ここはバイカー多く、いやバイカーしか居ない。缶コーヒでも飲んでると、止めてるdb7とインディアンをひたすら見てる人がいたので、パチリ。組み合わせも珍しいし、単体でも珍しいバイクだ。十分走りも楽しんで、涼んだので帰ることに、まだ時間もあるので、納車間近のボバーを見に一緒にトライアンフ東京に行くことにした。 

まだ明るいうちに到着。1日が長い、冬の1.3倍は遊べるしコロナで効率130%だからトータル1.8倍楽しい。 本当にコロナのおかげだし、日本の国民性のおかげだと思う。ミッション2終了。

MVAGUSTAブルターレW ツーリンング

コロナ真っ盛りのGW。あのヒーロー氏が、あのって誰って事かもしれないけど。SNSで知り合ったハーレー乗りの、ヒーロー氏がMVアグスタブルターレを買ってしまったのである。となれば、一緒にツーリングに行かない手はない。何しろ最初のツーの時に出会った時にも感づいていたが、彼はどう考えてもハーレ乗りらしくないのだ。それにしても群馬はいいな、私は今流行りの首都圏なので、バイクの楽しいところには高速を使って移動するしかないのである。なのでマスコミは自粛自粛だし県外出るなと煩いけど、今回は県を超えての上信越道の甘楽パーキンエリアとした。一人音楽でも聴きながら、ひたすら高速を北上する。彼はこの日のために午後から休みを取ったので、ミートは午後2時位とした。早く着いたので人気の少ない甘楽でコーヒータイム。

   

なんだパーキングエリアもコロナ御時世で休業かと思ったら営業してた。トラックの運転手らしき数人の客が麺もの食べてたが、その姿がなんだか頼もしい。私も昼を食べていないので食べたかったが、ツーリング先で思わぬ美味しい店があるかもしれないのでパンでごまかした。程なくすると赤いマシンが現れた。ブルターレロッソだ。

至難のインカムを無事繋いで出発。とりあえずコーナに行くこととして、下仁田で降りて峠に向かう。途中県外ナンバーを見張ってると思われる警官も居たりして、なんだか物騒な感じだ。特に車がほとんど走っていないだけあって余計にそう感じる。

それでも痛快なコースを北西に向かって走る。気分良く走っていたら本来のコースを行き過ぎてしまったけど、別の峠で軽井沢に向かう。ヒーロー氏の最初のワインディングだ。いやはや何だかハーレーとは異なる生き生きとした走り、ハーレーがよっこらしょって感じでコーナを抜けていたのに比べて、サクッとこなしている気がする。なんだか初心者とは思えないし、初のワインディング戦闘機とは思えない。やっぱりこっち系だ。コーナのタイミングとかラインブレーキなどを伝授しながら、あっという間に軽井沢だ、相変わらず閑散としている。気持ち悪いが最高だ。

途中アウトレットに寄ってみた。なんだか不思議だ異次元空間に入ったか、宇宙人にさらわれたのであろうか?太陽の角度が余計そんな気分にさせる。

貸切の碓氷峠では絶好の練習場所となった。動画を撮ったりして楽しい時間を過ごす、ここで私もロッソを試乗してみる事となった。 第一印象としてはなんだか前のタイヤがほとんど見えなく一輪車みたいな感じ、走った感じもフロントが接地感が少ない感じでグリップ感が少ないけど軽快。そして何よりエンジンのフレキシビリティーが良い。以前乗っていたブルターレ750とは大違いでとても走りやすいしクセがない。下からぐんぐん開けていける、まあ慣らし中だからそれほどは開かれれないがポテンシャルは十分だ。

なんだか陽が沈む瞬間が好きだな。一日を全うした気がする、バイク談義やコロナ談義を十分にして、夕日も沈んだ事だし、帰る事にする。しばしランデブーして私は一人高速に入る、近い人は羨ましい。私が高速入って最初のサービスエリアの頃は、家で一服だなーなんて想像しながら高速をひた走る。エンジンは4000回転で軽くハミングさせながら制限速度で走る。気温もいい感じだし、夕焼けも綺麗だし、空いてて気持ちがいい。

サービスエリアに着く頃は真っ暗だ、コロナ時間だとショップも営業していないので、さらに寂しい。いつもなら活気があるがひっそりとしている、なんだか夜中の2時くらいの感じだ。そこからもうひと頑張り、音楽を聴きながらひた走る。貸切状態なので、ストレスなく走れて、気分が良い。走っているのは大型トラックだけで運転手も渋滞レスで、気分の良い輸送業務をこなして居るんだろうなと想像できる。そしていつもよりトラックの速度も速い。こんな早かった? 

1時間位で家に到着。ツーリングはこの瞬間も堪らない、無事帰ってきたと言う達成感だけでも十分だし、この後のお風呂がまた楽しみだである。バイクを洗って車庫に押し込んだらまったりタイムだ。 お疲れさん。ツーリングミッション1終了。

スティホームでGOGOGO

続くと書いたから続けないとだな。素晴らしいgwも過ぎてしまって、もう軽井沢の記憶なんて、ほぼ消えかかってる。 gwに色々出来事があり過ぎた。人生のうちで経験のした事の無いようなgw。序盤の最後は軽井沢に行ってたんだなーと遠い記憶。そっか宿泊客の少ない、レストランで舌鼓を打ったところだろうか?そもそも舌鼓ってそんなに鼓?

宿を出てまあ人通りの多い軽井沢の街を抜けて、旧碓氷峠に出る。峠は貸切状態で、走りを楽しむのも良し、景色を楽しむのもよしと行った感じだ。とにかく車が少ないということは、それだけで気分がいい。途中駐車して、眼鏡橋でドローンを飛ばす、新緑が美しい。メガネ橋は最初はもっとスリムだったことがわかった。当時の技術はすごいよ、こんなところに列車を走らすなんて。 何時もより堪能した後は、妙義神社に向かう、移動の速度は通常より3割は早いから、計画が楽だ。

大好きな妙義神社に着くといつもと違う景色が待っていた。前回は桜のピンクと新緑のライムグリーン。その相対した色合いと、薄く透けた感じが幻想的であったが、今回は少し濃くなって、緑ほぼ一色だったが、青空とのコントラストが素晴らしい。相変わらず絶景の神社だ。よく見ると、黄色い花が咲いているので、近寄ってみるとなんとそれは、黄桜だった。一度も見たことはない気がする。よく通る山梨のホッチ峠の近くの神社にあるとは聞いていたが、まさかここに有るとは。金色とも言われるので、金運があるらしい。 実際は金運なんて無いが、希少な桜を見れてよかった。金運よりもリアルで見れた事の方が嬉しい。 

妙義神社を堪能した後はファイナルミッションの秋間みのりヶ丘での、黄昏タイムだ。ここは新幹線安中榛名駅ができた時に、鳴り物入りで2003年から開発分譲された郊外型ベットタウンだ。以前通勤じJRの吊り広告でよく貼ってあったのを思い出す、その頃もこんな新幹線通勤で自然たっぷりの所に、住めたらいいなーなんて思っていた所だが、何度も行こうかと思っていて忘れていた所だ。今回ツーリング仲間のヒーロー氏の黄昏ポイントという事で私も黄昏てみる事にした。

妙義神社から大体30分ちょっと、意外に距離がある。高速出口からでもそのくらいであろうか。郊外の道を走ると突然それは現れた。入口が素晴らしい。超高級住宅街っぽい。

着くとヒーロー氏が待っていた。 いやはや素晴らしい所だ。止め放題の駐車場に止めて、散策しながら駅まで行ってみる。なんだか駅舎は大きいけど中は狭く、新幹線の駅とは思えない。峠の釜飯が、小さな駅の売店で売っていた。新幹線が通過すると、ゴーという音が聞こえるが、すぐトンネルということと、手前も谷なので全然うるさくは無い。家から歩いて数分の所に新幹線の駅があるなんて夢の夢だ。

 よく見なくても空き地が目立つ。看板も立っており、即時電話で聞いてみることとした。どうも最初に購入した人が住むとなく、手放したい物件のようだ。意外にリーズナブル。気分的に舞い上がってる私は、頭の中で購入時のシミュレーションをしてみる。

こういう時はワクワクするもんだ。大体4000万位で満足の行く家が建ちそうで気分も踊る。そうなると、あーでも無いこーでも無い、と考えが広がって、 車やバイクを愛でる、広いガレージが欲しいとか、家から誰にも邪魔されずに絶景を楽しみたいだの、なんだかんだ考えると、2倍は掛かりそうだ。それでも都内で建てようと思えばその数倍はする訳で、リーズナブルだ。ただ冷静に考えると、新幹線は1時間に一本で、これは良しとして、定期代も月10万位で、まあこれも悪く無いだろう。致命的なのは、この広大な分譲地の中に、お店が無い。あるのは駅のしょぼい売店と、自販機だけだ。まあ近くにスーパーやコンビニがあれば良いのだけれど、コンビニは車で10分。 スーパーは20分以上だ。この田舎で、この時間だから、これはれっきとしたお出掛けモードかもしれない。もう自粛対象だな。歳とったらどうするんだろ、車に乗れななくなったら死しか待っていない気がする。歩いて買い物したら途中で死んでしまいそうだ。年齢も年齢なので現実的な事を考えてしまう。いやそっか新幹線で買い物行けば良いんだなんて思うけど、駅降りてすぐにはスーパーなんてないだろうし、バカっぽい。 

それから今の家と冷静に比較すると、今の家の方が自然に囲まれてるし、静かだし、駅も歩いて行けるし、スーパーもコンビニも歩いて行ける。都心まで電車で23分だ。車でも1時間ちょっとだ。今ならもれなく50分だ。多分こんな所は二度とお目にかかれない。そうなると西陽が美しいとしても、車やバイクを愛でる広ーいスペースがあるとしても、今後を考えるとなんだかあの興奮もしょんぼりしてしまう。出来るならば、リエゾンの別宅として持つもの良いけど、それなら便利な軽井沢だよな。とか色々選択肢もある訳で、とりあえず妄想だけは楽しむ事が出来たあい、今後の楽しみも出来た。これでgwの序盤終了。ああ疲れた。  

 

ステイホームでGOGO

どこまでだったかな。ふるさと納税しない所からだったかな。もうマスクの件で記憶吹っ飛んだ感じ、今年4月10日に登記された、公明ゆかりのインチキ会社に国民の血税で、命を守るかもしれないマスクを発注したんだから、驚きを超えて悲しい。上は自由気ままに私利私欲を肥やしてるのに国民にはスティホームというのが、末期的だ。それでも一生懸命守ろうとする国民が切ない、健気。 

 

雪壁を楽しんだあとは、ドローンを飛ばす、人も少ないので、気楽だ。 風はまあまあ強く8m位だろうか? この程度なら問題がない。 絶景。 

最新のドローンは静かで良い。重さも200グラムしか無いのに、見ることができなかった景色を撮影してくれる。ドローンを楽しんだあとは、国道最高地点を通り、渋峠を抜ける、いつも営業中のガソリンスタンドやレストランは緊急事態宣言で休業中だ。

途中道路に雪が残っていたりするけど、4wdなので心強い。 空気が澄んで気持ちいい。こんなに空いてて天気が良いなんてあり得ない。十分自然を堪能して陽も傾いてきたので、宿に急ぐ。 帰りは日本のニュルブルクリンクと勝手に命名している。万座ハイウェーを選択。13kmに渡り対向車がゼロ。あり得ない。一年分走りを楽しんだ気がする。 

あっという間に軽井沢に到着。いつも土曜日は満車の駐車場もまばら。いつもの10%らしい。外出自粛を受けてキャンセルが多いらしい、みんな素晴らしい。真面目だ。 

ここに来てる人は変わり者ばかりなのかな? なんて思ってしまう。レストランも人が少ない。gwは営業かと聞くと要請があって5月6日まで休むらしい。こんなかき入れ時に強制休みなんて、従業員も経営側もほんと痛手だろうな。なんの権利でこういうことが出来るんだろう。 

鉄板焼きにしたかったけど、密ってことで休業中。代わりに美味しい中華でお気に入りのアラカルトでディナーとした。 コースは待ってるのが面倒だし、量も良いから好きな物を食べれるアラカルトが一番。いつ食べてもここの中華は美味しい。

食事が終わったら、大好きなお風呂に直行。露天風呂も大浴場も誰もいない。好き放題入って、慣れないサウナも入ったら、喉が痛くなってしまった。人気の無い宿を楽しんだあとは、外の景色を見ながら就寝。お疲れ様。 おやすみなさい。 続く。 

スティホームでGO

緊急事態宣言からもう3週間経っただろうか?そろそろ解除なんて声も聞こえてきても良さそうだけど、むしろ都市間ロックダウンしそうな勢いだ。緊急事態宣言が出た時今後2週間、頑張ろうとか言ってたような気もするが、すでに3週間だし更に伸びて、あと2週間だからトータル5週間は確実だ。蕎麦屋の出前より酷い、いつまでたっても終わりは来ない感じだ。そんな騙され上手な国民は疑いもなく右習えだけど、いつまで騙され続けるのか楽しみだ。とは言え統制していた情報も真実がもれ聞えてきており。ほころび始めているのは朗報で、規制レスの筆頭スウェーデンの情報が入ってきてるのが幸いだ。スウェーデンもベラルーシもブラジルも何も国民に強要はしていないが、パンデミックなんて起きてないし、ロックダウンした国よりむしろ少ない感染者数や死亡者の推移で医療崩壊も起きてなく、発生が鈍化している。接触8割減なんて完全に詐欺の様相を呈してきた。このブログで書いたが、何もやらなくても余り変わらないという仮説が証明されているわけだ。それでも自粛したい人はすれば良い。もう知らないよって感じだ。 

そんな状態だからこそ、今週も超絶晴れだけど、自粛洗脳煩いから家でまったり実践で、外のウッドデッキでモーニングで厚いトーストとコーヒなんて洒落込んでは見た。家から見える新緑が気持ちいいし、偶には家でご飯もいいと思った。でも太陽の誘惑と時間も潰せず結果的にその2時間後には車に乗って出掛けてしまった。 

 

昼過ぎに家を出る、家の周りは意外にも車が多く外出制限中の感じはしない。3割減かなー?なんて思いながら高速に乗る。首都圏はそこそこ走ってるが、何時もの半分くらいかな。 速度を上げて群馬に入る頃にはかなり減って、視界に入る前後に車が走っていないという事もしばし。今日って平日だったけ? 更に走ると更に減って、3.11を思い出す。ガソリンが買えなくて、一時は高速はほぼ走っていなかった。なんだか首都消失かなんて思うくらいに車が減ってきた。気味が悪い。一応覆面に注意しながら快調に走ると、時折トラックに追いつくが、ある意味安心する。 気分は外交官ナンバーだな。 なんだかドイツのアウトバーン見たいだなーなんて思うし、これだったら事故も無いし、安全だ。途中眩い新緑を臨みながら進むと、あっという間に軽井沢だ。 新幹線で行くより早い。 

 

長野県に入ると、地元の人か、物流トラックが増えてくる。少しホッとする瞬間だ。 途中電光掲示板には越境しないで見たいな表示が出てくるが、長野では県外からは絶対に県内に入らないでという絶対というお願いで、県民にはできるだけ県外に出ないでと言う、誠に自分都合の通達が出てるのが面白い。結果自分さえ良ければ良いのだ。 

営業してないかもだけど、何時ものアイスクリーム屋に寄ってみたら営業していた。ラッキー ここで休憩。この道を通るときは漏れなくここでアイスクリームを食べる事十年以上だ。 

程近い道の駅に向かった。雷電くるみの里で広くてトイレ休憩には良い場所だ。ここはガランとしてる訳でもなく、いつもの半分くらいだろうか、そここから山に向かってワインディングを進む。車も少なくワインディングを楽しむには絶好のコンデションだ。RS5ドライブセレクトをダイナミックにすると、足はダンピングが明らかに強くなり、カチッと引き締まると同時にエンジンのレスポンスが鋭くなる。更にESPもカットして、ABSもカットする。これで電子制御に邪魔されないで、走ることができる。低めで乾いた排気音と時折聞こえるツインターボの音がなんとも先進的だ。コーナは舐めるようにと言うよりは、計算され尽くした足回りが確実に路面を捉えて離さない。限界知らずのコーナは操っているより操られてる感じで、同じペースだとしても操ってる感じのR8とは全く異なる。ハイパフォーマンスも程々にしてほしい。

 

峠を越えると美しい道が現れるが、程なくすると様相が異なる、秋の大雨によって谷が削られて道路が崩壊している。去年といいこのコロナと言い、自然の猛威によって人はなすすべが無い。 

パノラマラインを走る。横には壮大な浅間山が見える。先ほどはこの反対側を走ってきた。そこから草津に抜けて、志賀草津道路を目指す。昨日開通したばかりで、雪の壁が観れるのだ。高度を上げていくとドンドン気温が下がり、雪が増えていく。さっきまでは春の陽気で桜も咲いていたけど、今は両サイド雪だ。

立山に行きたかったけど緊急事態宣言で休み。みんなどこもかしこも休みだ。おかげで移動が快適この上ない。地方はこの休みで、人来ないでなんて都合の良い事言ってるけど、経済活動停滞して、地方の財政圧迫して、後からふるさと納税だの、言ったってふるさと納税なんてしないからね。続く。 

首都圏外の状況その2

毎週毎週コロナでドラスティックな人生を送ってる気がする。ブログを始めたのはコロナと同時くらいだから、いいタイミングかもしれない。 どこまで行っただろうか、家を出て、高速に乗り、ワインディングを走り、富士山を見て、ドローンを飛ばし、地元の人と話し、猿橋でお蕎麦を食べ、ワインディングを走り、空気の澄んだ山あいを走り雪山が見えて鶯の声に季節を感じた所までだったかな。続き。

峠で途中バイクライダーと一緒に走る。すぐ後ろで追いかけてくるので、先に行かせて、追従。私もバイクライダーだからライダーの気持ちがわかるが。追われると怖いから少し距離を置いて追走。 なかなかの腕前で、ハングオフで深いバンクでコーナを抜けていく。ウエアもダイネーゼでセンスが良いし、かなりの走り屋だ。 立ち上がりでは僅かに離されるが、コーナで詰める。R8は6割の力も出していない。ライダーも負けじと引き離しにかかるが、相手が悪い。何しろR8なのだ。 私もライダーだからよく分かるが、確実にバイクの1割り増しで走れるポテンシャルがある。こういう時はマイペースが一番だ。 そのあとは少しペースを下げてライダーも走るが、何だか意気投合したような感じで、お互いを意識して走ったような気がする。お疲れさん。 

バイクライダーと一緒にワインディングを楽しんで下れば、甲府盆地だ。目的地の2つ目であるいちご狩り農園がある。いちご狩りは緊急事態宣言の為閉店中で、いちごが売れないから急遽スーパーに降ろしてるらしい。単価は下がるが、勝手に育つから、こうするしかないらしい。とても美味しいイチゴなので、スーパで買える人はラッキーだと思う。到着時間を連絡しておいたので、上手くいけば少し分けてもらう事になっている。

 

パック詰めしておいてくれたイチゴを購入。本当にここイチゴ農園のイチゴは美味しい。持ち帰り用と、ここで食べる用とジャムを購入して、スキムミルクももらう。塩山と南アルプスを見ながら、食べきれないほどのイチゴを食べれるというのは幸せだ。 これだけあるとイチゴの取り合いなんて無い。 

さてミッションもここで終盤だ。丁度ここが折り返し地点で、ここから東京方面に戻る為、雁坂峠を抜けることにする。 雁坂峠は山梨から秩父に抜ける、重要な街道で、途中深い山にに有料のトンネルがある。22年前は抜けることができなく開かずの国道と言われ、徒歩で行く以外は遠く長野を回るか、埼玉を経由するしか道が無かった。孤立する甲府盆地のバイパスとして作られた。 

雁坂トンネルまで軽快に走る。途中登坂車線がありとても走り易い。目の前には雪を被った甲武部信が岳が見える。景色は冬の景色になって桜も咲いてなく高度が上がった事がわかる。車もまったく走ってないし、道は広くてスイスみたいだ、そうだプチスイスとしよう。 

トンネルを抜けると全くもって人気の無い谷に出る。そこから見る景色は絶景で遠く大きいアーチ橋が見え、とても関東とは思えない深山の景色を味わえる。交通量の全く無い道を走ると所々がけ崩れの為規制があるが、ガードマンが立っており、心強い。コロナでもここではちゃんと雇用されている。 ゼネコンがストップすればこう行った労働者も職を失う。田舎の人が現金を稼ぐ手段の一つだし、こんな田舎でも工事が減れば収入も減って大変だと思う。 

気持ち良く走ると分岐だ。 昔の集落と関所方面に行く道と、そのまま秩父に向かう道だ。この道はこの街道の要所であり、戦国時代、江戸時代は多くの人たちが往来していた秩父往還だ。走る車は我々だけだ人気もない、対向車もない。道沿いには苔がびっしり生え時が止まってるようだ。 

狭く暗い斜面沿って走る旧街道を数分走ると急に明るくなる。栃本の集落だ。戦国時代こんな所に人が住んでいた事実がある。あえて此処まで移動して来たんだろうって思う。金山もあったらしいが、改めて金山とは凄い、日本にも未だ未だ未開の金山が有るのかも知れない。新ためて航空写真で見てもポツンと一軒や所の騒ぎじゃ無いくらい山の中だ。あえて土地がいくらでもあるのに常識ではここに住む意味がわからない。でも日本にはそういうところが沢山あってほぼ訳ありだ。 

 

戦国時代と今に思いを馳せながらコロナなのことが脳裏を横切る。ここにはコロナのこの字もない気がする。マスコミの電波も届いてないし、インナーネットも繋がっていないのではないだろうか?であれば知る由もなく、いつも通りの生活ができる。でも実際はコロナの影響はあって、この地区の人たちが愛用している、温泉は閉まっておりそのシャトルバスも利用する人はいない。そもそも少ない観光客もさらに少なくなって、民宿の経営もできず、この辺の温泉センターで働いたり、道の駅や旅館で働く人も仕事がなくなって、実は大変なことになっている。そんなことは政治家や役人は誰もきには止めないし。彼何は関係のないことだ。 先を急ごう。

途中道沿いに校舎が見えた、各学年人クラス位の規模だろうか、体育館もある。なんだか子供達の声が聞こえそうだが、寂しげに桜が咲いてるだけで、全くもって人気がなく朽ち果てそうだ。 

それにしても、深い谷によく道を作ったと思う。ここで人も多く働いていたなんてとても想像ができない。便利な世の中に溺れ過ぎている。なんでもお金で買える時代だし。情報に翻弄され、人間らしい生活は減っている。さて最終目的地も近い。陽も傾き始めた急ごう。

最終目的池、三峯神社に向かう。片側通行のダムを渡ると素晴らしいワインディングだ。この先行き止まりだから軽快に走る。数年前はこのダムからずっと渋滞だった時期もあるが、今は走れど車が見当たらない、コロナで外出を控えているからだろうか?こんな時は神社にお参りしたい人もいるだろうし、桜も綺麗だから、参拝客もまばらにせよ居るはずだ。 まあ気持ちよく走れるから良しとして、山間のワインディングを堪能する、周りに民家がないから、エキゾーストをスポーツにして本来の性能を楽しむ。 

ほどなくして神社に到着、なんだかカラーコンが置いてある、なんと駐車場が閉鎖だ。それでも車は数台いそうなので、広い道に止めて降りて、山道方向に進んでみる。 ミツバツツジが眩く、遠く東京都最高峰雲取山が見える。 山の色は群青色というか 黄色味がかった灰色の独特な色をしている。新芽の色だろうか?幻想的だ。 

上がると空いてるはずの土産屋さんのシャッターが降りてる、その前の鳥居を見ると立ち入り禁止だ。こんな所まで影響があるのか?今ではパワースポット人気も冷めて人も少ないのに、立ち入り禁止とは、山道のお店も商売あがったりだろうが、既得権で儲けてきただろうから、偶にはいいだろう。 

とても残念だが仕方ない。東京都だからだろうか。山奥神社にも影響があった。感染リスクを減らすのは重要かもしれないが、地域の生活も考えなければならない。神社のような所では、感染リスクなんてスーパーやホームセンターより少なくほとんど無いはずだ。もうこんなことを言っても仕方ない。国民も自粛大賛成で、出かけるなんて不謹慎だなんて本気で思うんだから、どうにもならない。多分自分の身に問題が直接的に降りかかれば別だが、知ろうともしないし、現段階では見て見ないふりだ。

今コロナによって、経済活動が停止している、これによってコロナが終わったとしても、年金等は大きく減ってしまう。そして全ての税金も増える。医療費も上がるだろうし、お金の価値も下がる。給与も減る。みんなの財産が目減りするのだ。裁判も止まり、手術も止まり助かる人も助からない。無駄に命を落とす事にもなる。描いたらきりが無い、紙面が埋まる。代償がありすぎる。2週間我慢すればなんて信じてたら間違いだ。笑える。4週間でもまだまだだ。行政は無理な注文で、頑張ってもあれがダメだこれがダメだと言って伸ばすだけだから、少し我慢すればなんて思ってる人は諦めた方がいい。おかげでとっても清々しいドライブが出来たし、いい経験もした。人生はそういう積み重ねだ。健康であっても踊りなれない人が家で踊っていても何も生まれない持った得ない。鬱になるだけだ。gwは鬱病ウィークだな。  

帰りは淡々と国道を走る、いつもは制限速度できっちりで走る人が多いが、今日は何故か違う。車が少ないだけでは無い。秩父に入ると少し車が増えてきた。狭い山道を走る車に追いつくと、即座に譲ってくれるか、ピッチを上げる。大抵は遅い車に往生するが今日はそれが無い、不思議だ。そうかこんな緊急事態宣言が出てる日に外出する人は変わりもんなのだ。似たような人が出てるから、ピッチも早いし軽快で気持ちいいのだ。そんなことを考えれば色々妙に合点が行く。三嶺を出たのは5時近くだったけど、そんな調子で走っていたら、明るい内に自宅に着いてしまった。バイクののペースだ。朝10時30分に出て、家に着いたのは6時20分。勤務時間と同じくらいでこれだけの事が出来たんだから驚きだ。通常状態ではどれだけ効率が悪いんだか。これもコロナのおかげなのだ。まんざら悪いことだけでは無い。

首都圏外の状況R8

昨日は現実とは言えない悪夢を見たような気がする。果たしてそれが現実だったかどうかは、時が過ぎてしまえば、記憶とデジタルデータしかないので、最早それが現実だったという証拠も無い。今はそういう時代だ。 何時ものように朝目覚めると、少し頭が重いが昨日の悪夢のせいだろうか。 いや花粉かもれない、室内に溢れんばかりの陽が注ぎ、いつもより青い空が覗いている。こんな日は家にいるなんて考えられない。深い青がかつて見たことの無い風景に出会える可能性を示唆する。速攻着替えて、出発だ、高速も一般道も空いてるであろうから、こんな旅の相棒はR8にした。

家の周りは車の量は半分くらいで軽快に進む。高速に入るとぐっと減って3割くらいだろうか、時間は11時、幌を占めて走る。通常この位であれば大渋滞が待っているが、走れど車の姿はまばらだ、途中いくつかのトンネルではソフトトップを閉じた状態でリヤウインドウを開ければV10自然吸気エンジンのサウンドが楽しめる。昨今の加給エンジンでは味わえない音色、本当に素晴らしい。この車にはオーディオは要らない。エンジンの音が楽器となって、思うがままのアクセルコントロールに応じた最高のサウンドが楽しめる。フラットな乗り心地とダウンフォースの効いた車体は、なんだか、実測の半分くらいしか速度感がないので、注意が必要だ。

行き先はどうしよう。とりあえず旨い蕎麦を食べに行くかという不要な目的で出たが、こう天気がよくて道が空いてると、欲が出る。 そうだぐるっと一周ワインディング三昧にしよう! コースが決まれば気も楽だ。ともすればインターに到着、いつもより早い。下道に降りていつものお気に入りの道からスタートすると、途中いくつかの宿場町を抜ける。人気のないこの道も江戸時代は沢山の人が通っていたかと思うと感慨深いものがある。少しすると、見晴らし展望台だ。ここから見る富士山は控えめで大好きだ、いつも人が居ないのも良い。

バイクで通る時もそうだが、ここは休憩ポイントで缶コーヒーを漏れなくここで飲むのが楽しみだが、お昼も近いので、我慢する。 それにしても富士山が美しい。 いつもより白く輝いてる。 なんだか今日は人が多い、近所の人もこの富士山を見に来てるようだ。綺麗だねー来てよかったねーなんていう地元の人との会話も楽しんだ後、誰も居なくなったので超小型ドローンを取り出す。

なんだか戻ってきた。ドローンも車も珍しいらしい。ここではコロナの話は無い。ドローンから送られてくる画像は車の殆ど走っていない高速とサービスエリアだ、いつもは数珠つなぎのこの道も閑散としている。平和だ。 小腹も空いたので先を急ごう。途中気になる小山がある。昔富士山信仰で出来た山だろうか、そこに素晴らしい桜も咲いていた。 本当に桜は素晴らしい。

昔から人は高いところが好きなのだ。 そして桜も好きだ。

 

まだまだ桜が観れる。小山に登ると小さな花が咲いていた。お蕎麦やさんに急ごう、大好きな蕎麦屋さんだ、蕎麦は普通だけど、何と言っても甘いつゆが最高に美味しく、天ぷらと合わせた時には、どんなに美味しいと言われる10割蕎麦より美味しい。ざる蕎麦で支配的なのは、つゆということが実感できる。今や贅沢品だけど蕎麦なんて米よりも庶民食で実はそれほど美味しいものでは無い。

誰もいないがここは何時も通りだ、ほっとする。クセになる天ぷら蕎麦を食べて、橋を渡る、ここに来たら日本三大奇矯の猿橋を渡らないという事はない、珍しい橋だが人気がなくサイクリストが居るくらいだ。下を見ると渓谷が見える。なぜこんな所に橋を作ったのかは謎だが、どうやら戦国時代の戦略的な橋だったようだ。 

先を急ごう。ここからは渓流沿いを走る本格的なワインディングだ、トップを開けて走る事にする。開けると同時に、エキゾーストをスポーツモードにして、ドライブセレクトをダイナミックにすると、車は本来の性能を発揮してコーナを舐めるように通過していく。後ろから聞こえるエキゾーストは痛快な雄叫びをあげて、人気のない山にこだまする。最高の瞬間だ。 さらに上を見ると宇宙まで見えそうな空が迫り、冷たい風が五感を刺激する。バイクも負けてはいないが、全ての五感を刺激して走ることができるのはオープンカーの特権だと思う。 

途中休憩して、遠く山桜や新緑を楽しみながら先を急ぐ、まだまだ序盤だ。 さら税金も無駄使いのような誰も通らない長いトンネルを抜けると、遠くの山に雪が見える。首都圏は暖かいというのに、まだ雪があるのか?数百のコーナーを抜けて峠を越えていく。 標高1000mは超えただろうか、傍に雪が残っている。遠くの山も雪景色だ。途中景色を見るために止まる、山間に聞こえる鶯の鳴き声と新緑、いつもと変わらない景色。いや、いつもより美しい景色。雄しべと雌しべと虫の関係に思いを寄らす。日本は緊急事態宣言なのだが、ここに居ると何が緊急事態かわからない。本来ならば、家で踊るか、家で動物を抱いて寛ぐか、家で歌を歌うべきなんだろうけど。申し訳ない。

まだまだ先が長い、コースの半分も消化していない。時計を見るとまだ1時ちょっとだ、陽も真上だ。不謹慎かもしれないが、なんだかにやけてくる、何故ならまだまだお腹いっぱいにドライブが楽しめるのだから。続 

奇怪な現象

コロナは相変わらずだけど、土曜日は大雨、ツーリングの予定だったけど、これは雨で流れた。このままコロナも雨で流されてしまえば良いなんて思うけど、そうはならない。午前中はかなりの雨で本当に流れてしまいそうな勢いだったけど、3時には奇跡的に晴れ間が見えた。くすんでいた気持ちも青空が覗くと、やる気が出てくる。太陽は素晴らしいい、大気の青は心を洗ってくれるようだ。自然の事とは言えよく出来てる。これが晴れたら真っ赤だったりしたら気持ち悪いだろうな。太陽が差し込んだら、出掛けるしかない!

 

さっさと着替えて出発。 ナビで見ると羽田まで1時間ちょっと、いつもより圧倒的に早い。そっか外出制限要求が効果出てるのかな?ある意味ラッキーだ。時折小雨も降り、空いてる高速を走ること30分レインボーブリッジに到着。C2ルートだと早いけど、空の変化が見たいので、少し遠回りのレインボーブリッジ経由。橋には車が走っていない。こんなのはかつて見たことがない風景だ。気持ち悪い。空が青く澄んでるもまたそんな気分にさせる。 猿の惑星のように人類が消失してしまったようだ。東京に住む人達が、マスコミに洗脳されてるとしても、少なすぎる。 羽田に着いてみると駐車場にはほとんど車がない、一番人気のある4階ですらガラガラだ。 恐る恐る、ターミナルに進んで見る。

 

内部は採光が入り明るいが、窓口が暗く人気もない、いつもの活気溢れるその姿は無い。私以外新型兵器で、消されてしまったのだろうか? そんな想像をすると、違うとわかっていても、逆にワクワクする。 電光掲示板をみるとほぼ赤で運行休止となっている。湾岸戦争の時や、リーマンの時もなかった風景だ。やっぱり何かがおかしい。

 

展望デッキに足を向けてみる、いつもは土産屋さんで活気のある場所も人気がない。シャッターで閉鎖されている。これ以上進んではいけない雰囲気があるが、それでも進んで見た。 展望デッキには誰もいない。でも良く見ると2人くらい見つけられた。一体どういう事だ!飛行機は駐機されターボファンが回転して、いつもの様なありふれた景色の様だが、今日は風が強くそれによって自然に回ってるだけだ。よく映画で廃墟に有る風車が風で回転してる、姿と重なる。当然ターボファンエンジンのノイズは全く聞こえない。静寂の空港。 

こうなると国際線が気になる。国内線は本来は全く関係ないはずだが、それでもこの状態なんだから、国際線はどうなっているのだろうか? 国際線ターミナルに車を走らせ移動する。この間にも出会う車はほぼいない。 到着するとやはり車が少ない。 パーキングも7割は閉鎖中だが、それでもほとんど車がいない。途中パトカーが走ってるのを見ると、やはり何か凄いことが起こって厳戒態勢の中にいる様な気がする。 ターミナルに入るとまた人が居ない。今回何度人が居ないと言うワードを使ったであろうか? 国内線よりも酷い。 

展望デッキに着いてみると、青い空が眩しく深い。静かな展望デッキにはやはり風の音しか聞こえない。 

経済が停まっている。こんな景色は二度と見られないであろう。この状態が2月間も続いたら、医療崩壊どころでは無い。日本崩壊だ、いやいやこれはコロナの影響でない。コロナでこんなに人が居なく、経済が止まり、日本を崩壊させる様なことはしないはずだ、そもそも致死率も少ないし、大した脅威ではない。何かが変だ。首都を一望出来る海ほたるに行ってみることにした。

たまに人を見かけると、もしかして同じく生き残った稀な人かと思う。ホットするが、異星人かもしれない。そんな感じである。 高速を走り、海ほたるに着く、人が居ない。 そして遠く不気味な雲が、都心に向かって伸びている。 もしかした亜空間が閉じた後の痕跡か?

反対側をみると、不気味な雲が陸地で発生してるのが見れた。なんだこれは!。雲は時折赤くなり、地上に向けて、不気味な光線を出している。恐ろしい。 人々はこの得体のしれない物体によって消されてしまったのであろうか? そうに違いない。 そうでなければこんなに人が居ないなんてことはない。これだけ移動して見かけた人間は数える程だ。いつもはか競ることが不可能な人で溢れている。恐ろしい。もう人類で生きているのは0.1%しかいない感じだ。今までの状況から、生きているのは我々と選ばれた一部の人間だけの感じだ。生き残りは本当に我々だけなのかもしれない。 土曜の朝大雨のが降っている中、そういえば、真っ暗で、雷も落ち風も強かった。何が起きてのであろうか?首都消失。いや人だけ消失だ。 

人が居なくなっても電気は供給されており、遠く明かりが見える、これが夢であってほしいと思ったが、周りを見ても現実としか思えない。 人が居なくなり、経済が停まった。コロナで接触8割減という報道が虚しい。 接触しようにも人が居ないのだ。

一連のコロナ報道はこの現実を知られないための、前振りだったのかも知れない。 家から出なければ、真実はわからない。報道なんて、今はCGでいくらでも作れるのだ。

恐ろしい経験をした様だ。とりあえず生きているだけで、よかったかも知れない。究極そういうものなのかも知れない。どんなに綺麗事を言ったって結局自分さえ生きていればいいのだ。それが今の現状だ。  

        そしてこれは夢ではない 現実に起こっていることだ。

キャバレロ スクランブラー250

桜が散り始めた季節、ファンテックキャバレロスクランブラー250に試乗してきた。あまり聞かない名前だが、バイク好きのおじさんなら分かるはず。1970から1980年代にかけてオフロードで名を馳せた、イタリアのバイクメーカーだ。ベータやガスガス、ヤマハやホンダ等と並んでトライアルでは、トップメーカだった。その頃私はTY50とかDT125などに乗って山をかけて抜けてた訳だけど、イタリアのバイクなんて夢の夢だった。 

そして今ファンテックがレトロなデザインのスクランブラータイプのバイクを 去年発売した。 

なんだか今頃感があるが、いまいち面白く無いMT25の買い替えを検討中だったので、試乗車があるという人里離れたところにあるショップに行ってきた。 

一見見た感じでは古めのデザインだが、最近のガンダムチックなデザインよりバイクらしくて好感が持てる。それでいてABS等もついてるしブレーキはペータルディスクのラジアルマウントだし、リンクサスにオーリンズ風倒立フロントフォークと長めのスイングアームで、足回りのアピールもしっかりしている。ピポットも削り出し、三又も削り出し、倒立フォークはオーリンズ風、カーボンパーツのガード等、バイク本体は比較的高価だが所有感を満足させる。燃料タンクも無給油12リットルで十分、何しろ車重が150kgとまあ軽いのも良い。

早速試乗してみることとした、 バイクは試乗しないと判らない、とにかく乗り手とのマッチングが必要だし、バイクは体で操るものだから、フィーリングは重要だ。 

可愛くてかっこいい

ショップの前は楽しいワインディングだ。 足つきはまあ良い。少し太めだが両足がしっかり着くし、軽いから不安がない。走り出しはスムーズ単気筒らしいトルク感でスタートできる。 

パワーは25馬力と非力だから、最初からフルスロットルだ。 パワーは無いが、実用域のトルクの出がいいので、遅い感じはしない、回し始めはMTと同じくらいだろうか、アローのスペシャルエキゾーストから出る音も気分を盛り上げる。 

コーナーは少しふわふわする感じで攻めきれない、ハングオフは少し怖い、全体的に減衰が低い感じだ、これは大誤算で、私のシェルコやMTの方がソリッドで決めたラインにきっちりトレースしてくれる。 またコーナーで ギコギコ音がするのも気になる、サスが動きすぎて、どこかに擦っているようだ。これは固有の問題だろうが、セッティングで改善するかどうかは不明だ。 

パワーは無いがデザインも質感もいいし、お散歩バイクとして追い越しや、コーナを責めるようなことをしなければオンオフ両方行ける万能さがある。止めて見ても中々良い。バイクは写真映りも重要だ。

 

問題もあるがここはテクニックとセッティングでカバーするとして、ショップに到着。ニュートラルに入れようとするが入らない。なんだかすごく難しい。シェルコだってスコスコ入るのに、硬いし、足首を痛めそうだ。でもとりあえず保留として、自宅に戻って改めてシェルコに乗って見た。パワーは1.5倍以上くらいかな。コーナもピタッとしてる。ギヤの入りもいい。このエンジン積んで欲しいなんて思ったけど、結局デザインだけでは決まらずに買い替えとは成らなかった。悲しい。もう少し国産250は頑張って欲しいなーと思う。なんだかみんな安っぽくて、実際安いんだけど、それでも軽自動車に比べれば法外に高い。バイクが増えればいいなんて思わないけど、ランニングコストも低くて、環境にも優しい、このクラスのバイクを増やして欲しいと思う。  

ミッション神代桜

毎年欠かさず行ってる神代桜。コロナで外出自粛の中、意外に交通量のある高速を走る、高速が若干空いてるくらいで、何時もと全く変わらない景色が広がる、比較的静かな車内からは、メリディアンのスピーカーを通してお気に入りの音楽が流れ、過ぎ行く景色は新緑とまだ咲き残る花が美しい。ウインドウ面積が大きくルーミックな室内と、楽なポジションは長距離ドライブには最高の相棒だ。コロナで日本が荒廃しても燃料さえあれば、どこでも行けそうなレンジは心強い。景色と音楽を堪能してたら、あっという間に須玉だ。ここに日本一長寿であろう2000年の時を刻む桜がある。こんな時にと思う人もいるだろうが、家にいても、買い物に一回行くよりはましだ。

途中好きな撮影スポットに寄る。ここは水車と甲斐駒ヶ岳と桜が見れる絶景スポットだ。それにしても川の表情が険しいが、樹木が復活している。生命力は素晴らしい。

2000年以上も咲き続けていると言うのが凄い。日本の歴史と言ってもいい。遡れば、弥生時代後期、から現代までだ。少しずつ形を変えていきながらも現代に生きている。

去年と比べると枝が一本少ない、調べたらやはり少ないが、言われなければこんな大事な事も気がつかないかもしれない。どうも去年の台風かと思われるが、これだけ老木であっても、人工物に支えられながらでも耐えているのが凄い。美しい花が咲く木がこれ程に長寿であると言うのは、奇跡としか言いようがない。人間も同じだ、長く行く抜くためには支えなければならない。お互い、これで幸せなのだろうか。

 

到着するといつもは出店も出てるし、有料駐車場も大繁盛だが、今日は去年の2割程度の人しか居ない。マスコミによってメジャーになる前の神代桜を想像させた。出店が出ると発電機の音はうるさいし、人が多く風情を感じ取りにくいが、貴重な体験が出来た。 

天気も素晴らしく、今年も本当にいいチャンスがに巡り会えた、韮崎は晴れが多いとお言っても休日と晴れと、満開が重なる可能性は少ない。ここにきたら合わせて行きたいところがある。真原の桜並木だ。神代桜と同時に見れる可能性はさらに少ないところだ。

正確な天気予報によれば2時頃から雲が多くなるので、遅めの昼食を取る。ここはバイクツーリングでもよく行くが行きつけの店だ。この時期営業するか心配だったが、通常営業していた。

途中長い直線を進むが、自分のいる位置を境目に天気が異なる、北は晴れて南は曇りってきた。甲斐駒ヶ岳登山口に急ごう。 そこには古い吊り橋があり、清流が流れている。 

駐車場から歩いて10分くらい清流と山桜を堪能した。雲が増えてきたので帰ることとした、いつもより空いている高速を走り、約1時間で東京都に入った。こんな時でも覆面は多いのは、春の交通安全運動の為だ。これがイベントだったら中止だがそこはそうはならない。警察も商売上がったりだが、これによって明らかにコロナ犠牲者より、交通事故での犠牲者は減っている可能性もあり、人口は増えてるかもしれない。そんな側面もあるが、今回全くもってストレスフリーで今年最後と思われる桜を堪能できたのは、本当に幸運だった。

 

接触8割減と感染行動危険指数IRI

ふむふむ、北海道大学の教授のデータを元に接触8割減というワードが最近メジャーだ。マスコミも一見分かりやすいデータを基にこのワードを良く使い、外出を極力控えて、感染拡大を防ごうとアナウンスしている。SNS上でも、人と接触しなければ感染防げるから、人との接触以外は通常通りだから、家に居ようなどのキャンペーンが多くみられる。

そこで思うのだが、人の接触を8割に減らすって、どう言う事なのだろうか、曖昧すぎて全くイメージでしかわからない、具体的な例はざっくりし過ぎている。家で籠城しろと言うのは小学生の考えだ。自民党内部では定量化できてないのに、それは無理だ、お願い事だとか、二階氏は何だかいい加減な発言をしてるし、出した側もわからない事を半強制的にお願いしている。老人は小学生の能力しかないから仕方ないのか。 

この8割減は関数は理論疫学の関数らしいが、パラメータでいくらでも数値は変えられるから、意味がないと思う。ここへ来て大学教授がまことしやかな関数出してきたので、私なりに考えてみた。 

例えば、判りやすく接触指数CDTNを計算してみる。満員電車で通勤してる人が100万人いたとする、この間通勤で接触する数は一人当たり10人、しかも完全接触だ、そして半径50センチ以内の接触は20人、1m/40人 2m/60人それぞれドンドン増えていくが、そんなもんだ。 これが通常だと仮定すると、それぞれに接触指数CTDNを計算すると、18000+120+40+15合計18175cdとなる。 感染要因が空気中の浮遊ではなく、主に感染が接触や飛沫などによるものが主であれば、接触値は時間と距離と回数の関数だから、単純にはこんなもんだ。 アインシュタインの相対性理論もそうだが、自然界の法則は意外に簡単な関数で出来ている。

これを8割減に減らすのは至って簡単だ、単純には接触しなければ良い。誰とも接触しない、距離を取る、マスクなどで飛沫を防ぐ等行えば、CDTNは大幅削減する、例えば実践できる例として、完全接触を2人 0.5m/5人 1m/20 2m/40人とすれば、360+30+20+10となり420cdとなり、97パーセント減となる。8割減の7倍だ。これならば、あっという間に収束するだろう。実際はこう簡単にはいかないのが自然界だが、実は人為的ミスで感染が広がっている。8割減と言う謎の数値は、8割減ありきで作った、後付け計算と思われる。本来ならば、ビックデータを基にスパコンで計算すれば大体の予想はつくはずだ。日本には膨大な税金を使い整備したスパコンがあるのに全く役に立ってない。こう言う時こそフル稼働させて計算させた方が良い。専門家も電卓レベルの計算結果は出さないで欲しい。

ではあくまでも接触8割減というのが、イメージだとすると、行動範囲を8割減らす、人と会う数を8割減らす、外出を8割減らすというのが、分かりやすい。しかし幼稚すぎて、これによる経済損失は膨大だ。こうしたとしても濃厚接触をしたら元も子もない。

人と会ったとしても、室外で、お互いにマスクをして、距離も1m離れていれば、感染しない。どう考えても感染しようがない。実際に実験して欲しい。問題は人と合う合わないではないのだ。 マスコミの透明の衝立に、あの距離感、別室対応は、異様だ。実際はタクシーにも載ってるだろうし、打ち合わせはあれほど離れてはいないだろうから、やらせだ。  

何だか不自然な点や疑問点は多々あるが、気になるのは、一部の病院だ、ここは物凄い感染率で、クルーズ船もそうだが、単位面積あたりの感染率は100万倍以上だ、感染行動危険指数IRIに置き換えると、30000ri位だろうか。この辺に実のところ感染源と感染拡大の重要な、科学的仕組みのポイントがあるかもしれないが、まるで解析されていない。それをなおざりにして、無意味な接触制限をかけるのは疑問だ。しかしながら、一部の若者や、一部のおじさん達は自分には関係ないとし、日々接触を繰り返す人も居るから、この辺も感染源密度は高くIRIは極めて高い。今でも中国人など海外の人が多くが出入りする。空港も極めてIRIが高い。特に武漢が解放された今、中国は危険だ。

もう一つ心配なのは、通勤だ。なんといっても一番接触値が高く移動量も多いし、数も多いからだ。しかしこれを止めると、全く経済が動かない、テレワーク等聞こえのいい言葉も聞こえてくるが、インフラが整ってないので、多くが使えばトラフィックが詰まって、まともな画像が得られないから、テレワーク等在宅勤務も限界がある。むしろ本来必要な人が使えないと言う大きな問題が起こる。残念ながらまだどこでもドアも無いし、SFで出て来る様なデュプリケータもない、未だまだ昔と同じ様に、人は移動して物を作って、物を移動させて、創造と移動を繰り返しながら文化的な生活を維持していくしか無いのだから、この点に関しては、技術の粋を集めてでも効果的な対策をすべきだと思う。列車の本数を減らすなんて、もってのほかだ、コロナダイヤでもっと短時間に過密を防いで移動させた方が良い。しかしながらどうも通勤ではこれだけクルーズ船を上回る接触過密が長時間繰り返されているのに、あまりそのことが原因で感染した人または亡くなった人はほぼ聞かない。仮に感染経路不明者が全員通勤だとしても、母数からすればそう多くなく、想像するにIRI数値が極めて小さいと思われる。

マスコミも国も外出控えろうるさいけど、科学的に解析して、感染し易い場所、業種、形態、容態、雰囲気、状況、などをまとめて、先のIRI数値に置き換えて危険度マップ化及びGPSなどで、アラーム化して、実効的に効果があり効率的な、感染予防と拡散予防をした方が良いと思うのは誰でも判りそうなものだ。こうすればそれぞれの特性にあった対策ができるし、経済活動が維持できる。こんなものは、微々たる予算ですぐ出来る。3.11の時もそうだが、SPEEDIやGPVなどの風向き風速データなどが生かされてなく、多くの犠牲者が出たが、これは完全な人災だ。今回も同じでデータ予測もせず、パニック心理で専門家の単一的なデータで左右され、経済を困窮させている。未憎悪の人災だ。 世界的にそうだから、落胆するしかない。 

世論は判りやすく、リスクの少ない方向に動くし、美談に弱い。本質を間違えると、最終的には戦争にもなりかねない。その内外出してたら、一派一絡げに変人扱いされるかもしれない。絶対に感染しない様な場所にいてもだ。

ベラルーシを見て欲しい、 人口は日本の10%のヨーロッパの大陸にある小国だ。大統領命令で、全くもって規制がない、今でもサッカーリーグをやっており、コロナバブルに沸いている。それでも 死者数は少なく人口一人当たりの死者数は日本と同じだ。場所柄見ると遥かに日本より条件が悪いのにだ。偶々だとか、データが怪しいとか言う人も居るだろう。そもそも全てのデータ自体怪しいかもしれない。ロックダウンして完全に経済を損失させ、時間を止めている国たちの状況はどうだろうか?既に3週間経って鈍化はしているが、まだまだ絶対値が多い。これをロックダウンの効果も科学的には証明されていないから、まだまだ経済は止めざるを得ないだろう。

日本は、いや世界的にだ、ロックダウンなんて、100年前の思想で対策だ。ビックデータとAI IOTなどを活用して、愚弄極まりない幼稚な対策を取らずに現代的で科学的な対策をして欲しい。このままだと本当に経済破綻して、それもアリだとは思うが、世界の未来は厳しいものになるだろう。それによってたくさんの被害者が出るだろうが、私には関係ないと言う人は誰もいないはずだ。

まずは、感染リスクを減らす為にIRIの少ない所で行動して欲しい。 

RS5でスクランブル

昨日の事だが緊急事態宣言が出るという事で、何だかマスコミも国民もソワソワしている様だ、背景的には専門家専門家うるさい安倍が、医師会の脅しに屈し出したものと思われる。役に立たない医師会だ。おかけで更に経済が冷え込むことになりそうだが、医者には関係がない。 

そんな中、アイフォン片手に会社を抜け出して、地方の状況確認という名目で、宣言の出ない群馬にスクランブルで行ってきた。 

観光地なのに殆ど人が居ない。公的展示施設は全て閉館中だった。人との接触もなく桜と旧街道の街並みを堪能することができた。

ここから神社に行き景色の良い見晴台に登る。どうも高いところが好きだから、坂があると登ってしまう。そこで見つけた一輪の桜。 芽が出て間もないが、もうすでに花を咲かしていた。とても珍しい。何だか自然に癒され時間の過ぎるの忘れる、はるか200年前位ここは宿場町として栄えたことが伺える。今では観光地でしか無いがここが町の中心だったのは信じがたい。全世界例外なく宿場町や城下町や港町を中心に経済が栄えてきた。それは移動することにより物が流れ、生産 製造含む物々交換や情報伝達によって栄えてきた歴史が物語る。10000年以上前から同じだ。 

 

山を登るとこんな景色が広がる、どこでも桜はシンボルとなり人々の営みを見守って来た。この時期は本当に素晴らしい、秋の紅葉もいいが、新緑と色取り取りの花が生命の営みを感じさせる。紅葉にはそれが無い。 

気がついたらもう4時近くになっていた。遅く東京を出たのを忘れて、時間配分が狂っていた、これから妙義神社に行かなくてはならない、あの絶景を見るためだ。 

マイペースで走る地元の車に先導されて、思わぬ時間が掛かってしまった。見ると妙義に隠されて西陽が切られている。太陽に当たる桜と新緑を見たかったのに、大失敗だ。 

気分を取り直して、空いてる恩恵で一番近くのパーキングの直行アプローチ直前まで車を進める。 先日とはだいぶ違う印象だが、まあこれも又違う表情ということで、取り直して、進む。 

同じ場所なのに全く違う場所に来てるみたいだった。少し冷えた空気が一層そう感じる。同じ瞬間がないのが自然の良いところだ。 前回行けなかった頂上を目指してみる。その道のりは中国の山間の寺院に似ているかもしれない。 

そこからは下界が見え、上を見ればそそり立つ絶壁、多段に渡る参道、ここまで来てこそ味わえる物がここにある。お参りすることで、体が鍛えられるから健康にも良い。東照宮などメジャーな場所もいいがこういう中堅穴場の神社は個人的には好きである。そもそも人混みは大嫌いだ。 

またしても人が少ない頂上付近の駐車場。既に陽は傾き、山間に沈みそうだが、RSのモードをダイナミックにして、妙義のワインディングを走る。澄んだ排気音とブリッピングの音、コーナーを舐めるように、とてもバイクでは追いつけないようなペースで走る。計算され尽くした、足回りは、車高が低いにも関わらず、アンギュレーションの多い道でも素晴らしく快適だし、限界まで追い込むのは困難と思わせる懐の深さがある。R8には敵わないとしても、こういう時のために過剰で不必要なスペックが必要だと実感する。十分ワインディングを堪能した後黄昏れるにはここは丁度良い。妙義の鋭い峯が幻想的で、スイスのアイガーを思い出す。 ここに来ればプチアイガーが見れる。 

小腹が空いたので、神社の近くにある土産屋さんに行った。誰もいない。なんだな申し訳ないから、みそおでんと、大黒さんの佃煮を買った。途中温泉に寄りたかったけど、ここも休館、下仁田ネギも売ってない。残念だけど帰りは夕陽を背にして、峠を下りて、高速に滑り込んだ。 車の少ない高速を快調に走り、1時間30分で都心に到着、燃費は14kmと素晴らしく良い。道が空いていれば、車で通勤できる。高速代のぞいて通勤専用電気自動車なるものが出来たら、あえて都心に住む必要はない。

こんな時、ここで終わるわけには行かないので、サンシャイン60に寄る。駐車場はガラガラ、最高の場所に止めて、59階レストラン街に向かう。久しぶり激ウマ小籠包が食べたく、よく行く中華レストランに入ることにした。 やっぱりガラガラ客が4人しかいない、スタッフの方が多い位だ。おきまりのメニューを頼み、疲弊した下界を望みながら舌が痺れる麻婆豆腐をいただく。辛い。今年ここに入れるのは最後かもしれない。明日からこの店以外は全店休業だ。 スーパームーンとスカイツリー夜景も何だか何時もよりキラキラしていない。この光が消えたら日本は終わりだし、コロナどころでは無い。それでも人は生き抜きたい為に、家で篭って、自粛ポーズを取る。人と違うことがしたく無い人種だと思う。こういう外出なら、人と接触せずに経済活動が可能だ。レストランは流石に厨房まではわからないから無接触とは行かないが、大方移るようなシーンは無く、スーパーで買い物するよりは安全だ。それでも十分にお金を落とせたし、動かしたと思う。

国や、地方、マスコミが言うように家に篭っていたら、経済は破綻し、いずれ生きていくこともままならない時が来るだろう。コロナで予測する死亡者数を対策に寄る被害者で超えたとしても、国民の総意ということで、誰も非難されない。 専門家も含めて決める側は何の痛手も無いから、自分の保身が守られるならそれで良いのである。 

DB7でツーリング

緊急事態宣言突入前の日曜日は寒くなる予報だったけど、午後からは日差したっぷりの晴れになりそうなので、バイクツーリングに行って来た。友人との2回目のツーリングなんだけど、今回はどのバイクで行こうか悩む。アグスタも良いが、久々DB7もいい、シェルコもいいし、相手に合わしたいけど、ハーレーなので現在同ジャンルで手持ちがない。悩んだ挙句、栄えるdb7でも出動させる事にした やっとバイクのブログらしい投稿ができる。

朝はなんだか曇りだし今にも雨が降りそうだけど、とっておきのgpv予報では、午後から真っ青の日差しが注ぐと予報を信じてDB7を出動。サンダーバードの気分。3号機だな。  

寒い。天気も曇りだし、空はどんより、ヒータベストとグリップヒータをつけて、車の少ない高速をひた走る。 待ち合わせポイントに到着、 途中雨に降られたりしたけど、すでに相方は到着していた。 

初のインカムの接続をする間、道の駅でコーヒタイム。道の駅にあるパン屋さんのレジには長蛇の列で、全くもって距離が詰まってて、パンも無防備な状態だった。みんな平気で買ってる。

予定ルートの方向は真っ黒な雰囲気。確実に雨っぽい。 急遽予定を変更して明るい北西方向に向かってあとは、雲の動きを見て決めるという作戦にして出発。 

高速になると雨がぱらつく、しかし遠くに見える赤城山は陽が射してる模様。そしてその後ろに控える上越の山々はなんだかオレンジ色に染まっている。幻想的だ。 

少し明るくなってくると そのオレンジは白になって雲かと思えば、雪を被った山々だった。素晴らしい景色。 でも上空は灰色で、とても寒い。昨日の気温が嘘のようだ。

上信越道に入り西に向かうと青い空が見えて来た。

途中パーキングエリアで休憩、晴れと曇りの中間点だ。 いつもは行楽客で賑わうが、今日は天候も相まって少ない。 

峠に行こう!晴れきたので、走り屋のメッカ、妙義山のドライブウェイに向かう事にした。 頭に地図が入っていると臨機応変対応ができる。それにしてもハーレには申し訳ない。 妙技に入るともう完全に晴れて少し暖かい、途中ふと見ると神社が美しく立ち寄る事にした。

なんと素晴らしい景色なんでしょう。 新緑の黄緑と、ピンクそして青 色の三原色のコラボ、自然は素晴らしすぎる。 こんな景色に出会えるなんて思っても居なかっただけに感動。素晴らしいの一言でここで帰ってもいいくらいだ。 

しかしまだ峠も越えていない、素晴らしい景色に後ろ髪を引かれながらバイクに乗る。いやもうコーナーも素晴らしいでしょう。 久々のdb7もなんだか嬉しそうだ。 

頂上で一休み、ここも車が少ない。 小腹がすいて来たので、食べるところを探してもやってない。

とりあえず降りる事にした。 旧街道筋にお気に入りの蕎麦屋さんがあるのだ。途中探しながら走るが結局この辺には無く、お気に入りの蕎麦屋さんに、それも良いだろう。

入るとそこそこ客がいて繁盛していた。 例によってローカルの飲食店はマスクなんてしていないが、御構い無しだ。 天ぷらと大ザル頼みたかったけど、奥さんが病気で出来ないとのこと、カレー南蛮を頼んだ。なんだか肌寒いから暖かなうどんが美味しい。  

お腹も一杯になったので、近くの公園で一休み、ここは青い岩が特徴だ。 こんな岩も昔は海の中で時間ともに隆起して露呈したのかと思うと、ダイナミックな地球に感動する。 そして去年の台風によって磨かれた岩が一層の迫力を出していた。 

川沿いのワインディングを走り、峠を越え、上野村に到着。 しつこいようだが道路が空いていて、気持ちが良すぎる。 ハーレーもらしからぬペースで走っており、峠を走るハーレはなんだか珍しい。道の駅で日も傾いて来てコーヒタイム中も外もガラガラ。

都会だけでなく地方も疲弊する。 インカムで色々話せるので、ツーリングも楽しい。そんな会話の中で帰り道によく行くディーラーがあるというので、行く事に、どうやらプチ情報では、可愛い店長と店員がいるらしい。そんなプチ情報は重要だ。

ボバーTFCをイメージして写真を撮ってもらう。 ダイネーゼのウエアでも意外に似合う。ハーレーにもこういった倒立サスで走りを意識したモデルがあることを初めて知った。なかなかカッコイイではないか。こんなバイクで峠走ったら気持ちいいし、ハーレーは遅いなんて言わせないことも楽しい。

コーヒを頂きバイク話をするこういう時間も楽しい。ちなみに客は我々だけでここにも影響している。陽も落ちて来て空がオレンジに変わって来たので帰る事に、ここまで240kmお疲れ様でした。 帰りは音楽を聴きながらdb7を流す。 夕陽のに影を落とす山々の景色が美しい。ゆっくり景色を見ながら3500回転で滑らかに回るエンジンのハーモニーがまた良い。でもなんだか少し寒くなって来たなと思ったらヒートベストのバッテリーがゼロ。でも電熱グリップがサポートしてくれたので、快調に高速を走る。 いつもより10分くらい早く家に到着。 バイクを洗って、家で入る風呂は最高だ。まだうっすらと空が明るい。 陽が伸びたな。お疲れ様でした。 家にいたら決して味わない時間だ。2度と同じ経験は出来ない。今回もいい経験ができたと思う。  

R8でさくらの山

外出自粛で、星野源がなんだか暗い曲作って家で踊り出して、家で踊って、近所迷惑にならなければ良いけど。こんな天気のいい日は家で踊ってもいられないので、太陽の日差しを浴びに車で出かけることにした。 何しろ桜が綺麗だし、いつもなら渋滞三昧の高速も渋滞がない絶好の行楽日和だ。 

比較的近いさくらの山に行くことにした。 ここは冬桜で有名だが春の桜も素晴らしい。パラグライダーがいつもより多く気持ちよさそうに飛んでいる。

午後から少し雲が出て山沿いはにわか雨になりそうな気配だけど、とても暖かい。 5月の陽気で汗ばむほどで、こういう時はオープンで走るのが気持ちい。車も少ないので、空気も澄んでるし、本当に気持ちがいい。

 

人気のない峠では崇光V10自然吸気エンジンの音を聴きながら、青い空に新緑とさくらの花を見ながらのドライブは最高の瞬間だ。 どうあれこういう最高の瞬間を感じるためにの為には生きてると言っても過言ではない。仕事も休みだし、休日天気がいいのに家にいるなんて考えられない。

峠を抜けるとお気に入りのレストランがある。 ドライブも食べる目的があるとさらに楽しい。以外に人が多かった、郊外のレストランでイングリッシュガーデンを見ながらのイタリンアンは格別だ。 

目的のさくらの山は近く車であと15分ほどだ。 なんだか雲が多くなって来て温度も下がって来た。 この時期いつもは駐車場代を取られるのだが今回は取られない。 自粛ムードで桜祭りは開かないとのことだった。 パーキングの車は少ないし、地元のキノコ直売店も一軒しかやってない。コロナとは無縁そうな農家も影響が出てる。 ここでドンコと原木椎茸を買った。

山を20分くらい登れば絶景が見える。そこはいつもとほぼ変わらない。

人工的にせよさくらは綺麗だ。 

帰り際になると少し雲も晴れて来て気持ちい空が広がるが、合わせて冷気も入って来た。明日は寒いかもしれない。なんだか先週の土曜日と同じ感じだ。 

帰りもオープンで走る。少し日焼けはしたけれど太陽のエネルーギーで充電できた。そしてこの児玉の千本桜付近も太陽光発電の施設が異様に多く太陽の恩恵を受けていた。

帰りの高速も空いていた。人が動いていない時に動くのは得した気分になる。星野源が家で踊ろうとか、自粛するようにアーチスト達がこぞってアピールしてるけど、そのおかげで気持ちいドライブができて本当にありがたいと思った。

明日は久々db7の登場です。