近年なんだか季節外れのとか、近年最大級とか、自然の逆襲の始まりを予感するようなことが起きている。なんて書くと、そうだな最近地震も多いし、台風やら豪雨やら、火山の噴火やら色々あるな、なんて思う。地球が高速でブン回って、太陽の強烈な電磁波と高熱に曝されて、中身がマグマで出来て、真空中に漂う不安定なものだからむしろ奇跡的に超安定しているとも言えなくは無い。
何と言ったって、南アルプスや北アルプス3000m級の山が地震などの地殻変動で出来て、関東平野など人の住む平野は雨風によって出来たものだし、ハワイくらいに有った島が流れて日本と合体して、石灰の山になったり。もう何でもアリだし、想像を超えている。
そんな地球であって、ちっぽけなコロナにコテンパンにやられているけど、レアな体験を今週末したような気がする。
天気予報では日曜雪だなんて言ってたけど、又全然ハズレじゃ無いのと思わせた。土曜日の10時ごろ気温は何と20度超えた。シャツ1枚でも汗ばむほどだった。そこから昼過ぎに北西から風が入り、一気に風が入れ替わり始めると同時に冷気が入り込んできた。午後4時くらいには一桁台に入り、わずか数時間で2月分の気温変動を体験する事が出来た。何だかデイアフタートモローの断片みたいな感じだ。このトレンドで下がれば本当に映画のようになる勢いだが、それはそうならないのが現実の良いところだ。 コロナも映画のようにならずに耐えて欲しい。
そんなことを考えて、そこそこの雨が降り、どんどん冷えていく外気に合わせて、家の暖房を久しぶりに入れた。例のGPVを見るとこりゃ本格的に雪になりそうな予感。この雨量だとまあまあ積もるなと予感。
静寂の中、朝起きると外はほぼ無音。部屋の温度も下がって、何もかもが氷ついていてコロナどころじゃなく地球の終わりか?ガスも電気も着かないし、水道も凍って出ない。本当にデイアフタートモローだなんて事はないが、人間が便利に作ったものは、一瞬で無くなるから、可能性は無いでもないが、でも今回はそうでは無かった。
外は一面は真っ白で大粒の雪が降っていて、桜も花だか雪かわからない。もう4月というのに一面銀世界だった。
こういう時レンジローバーは心強い、雪の中先週行った黄昏広場に向かった。
今回外出規制が出てるのだが天候は味方になって、これじゃ行けって言ったって出れないよ状態。道路には雪が積もりシャーベット状態。意外にグリップが良く、郵便局の車しか走っていない道路を走る。 郵便局は偉い、民営化になっても頑張っている。
全く違う景色だ。 彩度は落ちてモノクロームの世界、これだから犬は喜ぶわけだ。
なんだか悲しげなトトロ
レンジと雪 桜のトンネル ミツバツツジ
こんな景色を見てると、雪の粒子が浮遊するコロナウイルスを取り入れて、地面に落とし雨となって流れてしまうかもなんて事はないが、こう世界中がコロナ1色になると、雪で流れれば良いとか、熱で死滅とか、雨で流れるとか、太陽の紫外線で殺菌されるとか、色々情報が出てくるだろう。楽観はしては行けないが、映画で見てるような事が映画の規模の数万分の1の規模で起きていてもこの始末なんだから。脆弱すぎる。 でも多くの人は脆弱なテクノロジーの上でこうやって便利に生きてるのだから本当に奇跡だと思う。家電製品だってコンピュータだって車だって数壊れるのに、飛行機なんかあんなに飛んでるけどそう滅多に落ちないんだから。凄いじゃないか。
今回もその凄い事になって何だかBCGワクチンで予防できちゃうなんて事になったら良いんだけど。可能性は無いとは言えないから、それも合わせて期待しよう。なんと言っても、日本は地理的にロックダウンされてるようなものだから、都市間ロックダウンなんて馬鹿な決定をして欲しく無いと願うばかりだが、この地球史上最高の地理的、文化的好条件を生かした対策をして欲しい物である。そうだとしても残念ながらまだまだコロナに付き合わされそうだ。コロナコロナ書くと、コロナ石油ストーブを思い出すのは私だけろうか。