まだまだ序盤の4日目、砥部オーベルジュを後にして次は広島に向かい、その途中瀬戸内海で船を借りてクルージングする予定なんだけど、室内の露店風呂で空を見ながら今日の予定を考える、晴れ渡るという感じじゃないけど、過ごし易い天気だ。その後遅めで、めちゃくちゃ美味しい朝食を戴きながら見える空は微妙に雲行きが怪しくなってきた。晴れ男だからという十戒の如く雲を切り裂いてきたから妙に自身があるけど、雲の動きを見る限りちょっと心配。
オーベルジュだから ゆっくりとチェックアウト、食事が美味しく素晴らしいオーベルジュを後にして、来島海峡大橋に向かう、しまなみ海道のスタート地点だ。途中激しい雨に振られたりもして、来島マリーナ到着。ここで船を借りる、ヤマハのレンタルボートクラブというクラブなんだけど、日本中にある会員専用マリーナで最新のボートが借りられる仕組みになっている。会員費は高いが、わざわざクルーザーを所有するよりはるかにお得だし、色々な所で遊べるから、むしろ楽しい。マリーナに着くと曇りというかもはや雨、最新の雨データを見ると30分後くらいに止みそうなので、レッツゴー。
少し遠くに晴れ間も出てるし、なんと瀬戸内海特有のプチ渦潮も観れた、淡路だけじゃなくてここでも小さなものなら見えるらしい、感動。 さてさてガイドによると広島まで行けるらしいけど、取り敢えず島を巡る為に経済速度の24ノットで進む。 途中激しい雨に見舞われたけど、その間雨レーダーと睨めっこする事30分、海の真ん中で低速運行。いやもうほんと凄かった。
激しい雨の後は空も明るくなって、4つの大橋を堪能、すごいよ日本こんな橋を作っちゃうんだから、というかこの四国から本州までの総事業費が1兆円ちょっとと言うんだから、コロナの経済対策費で100本分できると思うと、北海道も 九州も四国もそれぞれ30ルート追加できてしまう。今回100兆規模だが、コロナの経済対策にかかるコストが膨大で法外ということが良く判る。本当に無駄だ。現実的に考えて10万円バラマキやめたら北海道と九州にもう2路線ずつ橋ができて、さらにリニアと、整備中の高速全て出来ちゃうと思う。この方がコロナ後を考えたらよっぽども経済発展しそうだ。
天気も回復して、青空も出てきた、大きく日焼けもしなくある意味快適、さてさて次の宿に向うとしよう。先ほど下を潜った橋を渡り尾道に入る。目的地は鞘の裏だ。
走行してたらなんと五重塔発見。こんな所にあるなんて 五重塔付いてるなー これで5本目だ。明王院五重塔と言う国宝登録という立派なものだ。しかしながらここは誰も居ない、もはや忘れ去られた存在のようでコロナという事もあるが、全く人気の無いというのも奇妙過ぎた。
まだ明るいうちに無事宿到着、天候も回復し、ウエルカムドリンクを頂いて、露店風呂に入って夕焼け見ながら一息つくのは最高だった。中々いい感じのホテルである。
今日もトラブルなく予定位通り観光して、大満足、食事も海の幸に山の幸、特に鯛めしが最高に美味しく、大満足。地ビールを頂いて、露店風呂に入り土星と木星を持参した望遠鏡で見ながらのコーヒタイム。やっぱり海はいいなー そんな思いを馳せながらエアコンをかけず爆睡。おやすみなさい。