GOTOキャンペーンで3500KM day7

昨日に九州入りして、最初の朝、梅雨もさって天気がすごぶる良い。真っ青な空は久しぶりだ。気温も程よくて観光にはもってこいだ。朝から雲仙地獄を見ながら豪華で美味しい朝食、その前にすでに露店風呂に入って心身ともにスッキリ。健康的だ。

美味しい物が食べきれない程並ぶのは贅沢だと思う。さらに美味しい淹れ立てのコーヒを雲仙地獄を見ながら飲める、観光と食事が同時なんだから贅沢の極みだ。 食事も済んだら朝の散歩に行く、夜とは全く違って全容が見える。 本当に凄い所に建ってるんだなーと再認識。

これなら平成新山もできておかしくないと思う。もうすぐそこまでマグマがきてる感じだ。でもこれだけ活発だけど普通に寝泊まりできるのは凄い。火山警戒の尺度がわからない。 

雲仙を十分満喫して、行きたかった、雲仙普賢岳に向かう。噴火の時のtvで見た火砕流が思い出される。

絶景展望台に到着、バイクツーリングのグループいたけど、あとは誰もいない絶景展望台。雲が同じレベルに見えて幻想的だ。そしてあの山が最近出来たなんて凄いな。でも一部は森になっていて自然の力は凄い。

ドローンを飛ばしてみてみる、こういう時にドローンは見れない景色を提供してくれるから素晴らしい。 一方通行のワインディングを走り、眼下に見た火砕流の跡を見に行くことした。 

素晴らしい空いたワインディングを走ると直ぐに普賢岳の麓に到着。道路が整備されていて、極めて走りやすい。 公的資金投入で災害の恩恵だ。 

ここで多くの犠牲が出たと思うと感慨深いが、それよりこんな所にまだ人が住んでるなんて不思議だ、何と言ってもまだ活火山だし溶岩ドームは成長中だから何時、噴火や火砕流が起きてもおかしくないけど、新しい家を建てて生活している。こんな田舎だし敢えて身の危険があるような所に住まなくてもって思うけど、全くもって謎である。きっとそれ以上の魅力があるのかも知れない。

雲仙の噴火のことがわかるジオセンターに寄ってみた、誰も居なくて、説明員の人に話を聞く。東京から来たと言っても怯まないのが良い。マスクもしてなく、地方だと都心の人を嫌がるとかマスコミ騒いでるけど、今の所みんな好意的だし、親切だ。何故こんな危険な所に人が住むかと聞いたら、火山地帯は美味しい水があるからだと答えてくれたが、私的には、温泉があったり、海があって、資源が豊富で、何と言ってもなだらかな広い土地があるという事が最大の理由だと思う。街を作るには最適だ。ジオセンター脇の小学校、火砕流の証拠として保存されてたけど、驚いたのは鉄は熱で曲がって錆びてたけど、アルミはほぼ変化が無かったのが意外。熱的にはアルミの方が融点が低いけど火砕流に対してはビクともしない。アルミの比熱と伝導率が原因と思われる。 

今日はこれから長崎から熊本にフェリーで移動の予定。3時の便に間に合うようにもう一つの観光センターに寄って島原城に向かう。相変わらず人は居ない。 綺麗なワインディングを走って、なんて事の無いお城に到着、車でここまで迫れるお城も少ないと思う便利なお城。ものすごく景色が良い。そこでキリシタンの展示があって見たけど、迫害凄いな。人はこうも残虐になるものかと思う。宗教の力は凄いと思ったし、なぜ人は宗教にハマるのだろうか?神なんて居ないし、宇宙人だって地球に来ないし、自分の命さえ捧げることが出来るんだからもう理解不能だ。キリシタン迫害の踏み絵とかの歴史のtv見たけど、そこで起きてたことがここで起きたなんて。いやもう今の株が高いのなんて理解不能だけど、比べればまだ理解できるし。コロナなんて自粛自粛でマスクもパンツ化する始末だけど、それに比べれば大した事ではない。

それにしても天気が良い、お腹も空いたので、食事処探したけどコロナとランチタイム外で見つからず仕方なくフェリー乗り場に移動。オーシャンアローという高速船に乗り込む、閑散としてて活気がまるで無い。こんな所も橋を作れば便利だと思うが、こんなフェリーの旅も趣があって楽しい。25ノットという高速で走行して、30分で長崎ー熊本を結ぶ。

計算によれば熊本城に到着は4時55分ギリギリの入城できる筈だ。高速船の威力を見せて欲しい。あっという間に海を越えて熊本の港が見えたが、確かに30分だが着岸して車が降りるまで15分、飛行機と同じで着いてからが時間がかかる。先を急ごう。

熊本城に4時50分到着。間に合うぞーって着いたら4時30閉場らしい。パーキングのおじさんが居たので、城に近い駐車場の入り口教えてもらったらそこ閉まってるから、ここしか無いと言われて仕方なく歩く。なんだか今日は暑いぞ。やっとの思いで、二の丸駐車場到着。なんだかまだ空いてるじゃん。悔しい。

熊本地震の被害がまだ癒えない修復中の熊本城を外から見る、加藤神社は営業中なのでそこまで行ったは良いけど、暑くてグロッキーまだ31度くらいなのにこれじゃ真夏だと観光はきついな。暑すぎるから、タクシーでパーキングまで帰ることに。アイスを食べながら待つ事5分。普通に呼べたというか、ここまで車入れるじゃ無いの。

修復中の熊本城を恨めしそうに見ながら退散。あと30分早ければなんて思ったけど、土日じゃ無いと天守閣は入れないらしい。なんだそうだったのか。良いよ暑いし。一応ミッションとして宿には明るいうちに着きたいから、飯も食べず退散。次のオーベルジュに向かう。ここからはずっと下道だ。 

下道を1時間タラタラ走って、明るいうちに無事宿に到着、小高い丘の上に立つ天空の城見たいな所で、360度景色が良くて、日本じゃ無いみたいな所。それでいて比較的市街地からも近くて不思議な所にある。部屋は広くて、サンルームや半露店風呂も装備で純粋な温泉だ。こんなゆったりとした景色を見ながらお風呂に入ってリモートワークだったら毎日でも良い。ほんと素晴らしい、ここに住みたい。 

一風呂浴びて汗を流したら食事だ、一番てっぺんにある食堂で食べるんもだけど、こんな最高の所だけど誰も居ない。本当にコロナは観光業にとっては大迷惑だな。

イヤもう贅沢の極みでしょう、流石にオーベルジュと謳うだけのことがある。何から何までも美味しい。しかも価格もリーズナブル。首都圏じゃ有り得ない。沈みゆく太陽を見ながら食事最高。 トベのオーベルジュも良かったけど、こちらの方が洒落っ気は無いとしても中身が濃い。リクエストした阿蘇の赤牛も美味しかった。 

最高の食事を終えて空を見ると、遠く土星と木星が見えた。夜空に瞬く星が綺麗で、遠く熊本の街灯りも幻想的だ。温泉に入り、無音のエアコンのある静かな室内目を閉じ、城の主人もこういう子高い山のてっぺんで下界を見渡し、美味しい食事に舌鼓を打ったのだろうけど、今のこの贅沢さはあの頃100万石あってもできないと思うと、コロナであっても現在は素晴らしい。そんな事を考えてたらあっという間に眠りの世界に入ってしまった。 お疲れ様でした。 

投稿者: TOMKURU

いい歳をしてバイクに乗ってるおじさんライダーです。海外のバイクが大好き。峠を走って一休みで缶コーヒ飲むのが大好き。

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