GOTOキャンペーンで3500KM day8

鳥の声で目覚めた朝、いや実際は平日の仕事に行く時間に起きたのだけれど、そんな声で起きれそうな場所であるのは間違いない。首都圏にある我が自宅も森にあるので実際に鳥の声で目覚める。いや鳥と言っても思うような可愛い鳥ではなく、起こされるのはカッコウの声だ。どちらにせよそんな環境の朝の目覚めは最高だ。起きてすぐに緑が目に入るのも良い。極めて健康的である。一風呂浴びて朝食に向かう、レストランまでは歩いて2分位だがお出迎えが来ていた。

朝から豪華で美味しい、ここはコッコファームという卵で成功した会長が作ったオーベルジュで卵御殿と言ってもいいだろう。実はこのレストランと同じ棟に住んでるとの事、天辺に住居を構えるなんて、憧れだ。どうやら朝から畑仕事でその辺にいるらしい。食事を終えた後は敷地内にある、畑に案内してくれた。小高い山全てが整備された畑である。

バナナやパイナップル、ブルーベリーに野菜など、ここで取れた野菜や果物をできる限り提供してるとの事。新鮮なものは美味しいのだ。 それにしてもバナナが写真の大きさになるまで1年とは驚いた。もう一泊いや二泊したいと思いながら、チェクアウトすると、会長があの温室で見たパイナップル持って来た。歳は70だが見た目が若い。自叙伝が部屋にあり、苦労話しを読んでいたから話も弾む。私もこんな土地に住みたい。ここまで来るのに68だそうだ、素晴らしい人生だと思う。色々話して朝取り立てのパイナップルを車に乗せて出発。 後3日間はこのパイナップルと旅を共にする事となる。今日のメインの阿蘇に急ごう。

気持ち良いワインディングを走って1時間ほどで阿蘇に到着。ここも行って見たかった所だ。ここはカルデラで火山の火口だが、こんな大きな火口は見たこともない。隕石が落ちたとしか思えない。更に凄いのは火口に街が広がってる。電車も走ってるのだ。 

写真では見ていた大観峰に到着、駐車場はバイクが多い。バイクのメッカだ、私も一度はバイクで来たいと思う。周りは最高のワインディングだらけだ。車を止めて大観峰に向けて歩く。その先にはあの風景が広がってるはずだ。 

結構歩いてたどり着いたけど、なんだかあっさりしてる風景。あれれイメージ違うぞ、人も少ないしドローンで付近を撮影して見てもそれらしい所はない。

これで全部?、写真で見た景色は無かった、絶景だけどあれは一体何処なんだと、どうしても見たくなってレストハウスに戻って聞いたが、特定するに有力な情報は得られなかったが、どうやら、熊本地震で崩壊して通れないらしい。ここで美味しいアイスクリームを食べて探す為出発。写真のデータから判断しよう。写真を頼りに10分くらい走行すると、怪しい場所発見。途中止めて歩くこと数分。

ムムム、畑の道の角度と山容が一致してる。ここだ先に行こう。 

 等々見つけたここだ、完全に崩壊してる。そうだよこの道だよ走りたかったけど、もう今後この道が改修されて走れるようになる事はないだろう。

どこも素晴らしい景色で、どの写真をどう乗せたらいいか悩ましい。阿蘇の景色を堪能しながら噴火口に向かう。どの景色を見ても雄大で美しい。関東のビーナスラインも綺麗だが、こちらの方が圧倒的にスケールがでかい。そう言えばビーナスラインも八ヶ岳という山の近くだっけ。あの辺も地形を観察するとカルデラっぽいな。もしかすると古いカルデラかもしれない。

阿蘇の噴火口には火山警戒レベル2で近寄れなかったのは残念だったけど、火山の中に火山がある噴火口の中に噴火口がある、いや山の中に山がある見たいで興味深かった。 相変わらず景色がいい。

どの写真も綺麗すぎて人が美しいという基準が何なのかという疑問が湧いてくる。無機的な建築物でも美しいし、いやよく分からない絵画だって美しいものもあるし、人間だって、海だって動物だって、バイクも車も、何でも美しいか、そうでないかという区別ができる。ここは美しい物だらけだ。いやこれで人がウヨウヨいたらそうで無いかも知れない、今回はコロナで少ないから自然を堪能できて、さらに美しいという印象なのかも知れない。今日は大分別府がゴールなので先を急がねば、途中裏が見える滝に行ったが、コロナか台風の影響か分からないが、公園内に入る事はできなかった、もっと途中の道で表示などしてほしい。大分に向かおう。阿蘇は過ぎて、くじゅう連山に向かう。同じような火山だか全く様子が異なり、森が多い。途中思いっきり崩れた橋があった。その近くでまさに其処にある牧場のアイスクリーム食べて、遠く積乱雲を見ながら、大分に向かう。

ここまでくると、阿蘇も少なかったが、全く人も車もいないから、ドローンで車を追いかけて走行動画を撮るというあ遊びをして見た。なんだかラジコンカー見たいで面白い。画面で見る自分の車はゲーム見たいだ。時速40km位で5km位追尾した。

遊んでると雲行きが怪しくなって来た、先ほど見えてた積乱雲が迫って来てる模様。我々の地点を境目に空が変化してる。 先を急ごう、ここからは田舎道をひた走る。途中懸念していた雲に遭遇して通り雨に会う。車が綺麗になってよろしい。さらに虹も見えた。

峠を越えて気がつくと海、そして青空に湯気が広がる。別府だ。日が沈む前に到着というミッションをこなす為、一気に宿に向かう、間に合った。部屋から見下ろす海に青空この宿も中々いい感じだ。露店風呂に入り、一汗流す。この別府の温泉も見た目は無色透明だが良いお湯だ。 

今日はこの別府で接待に使っていた一番美味しいと言う寿司屋に向かう。ここで2年赴任していた知人に紹介してもらったが、中々食通の人だが、今まで食べた中で一番美味しい寿司らしい。これは期待出来る。予約もかなり前から埋まるらしく、私の場合ひと月前に予約した。

いやもうどれを取っても美味しかった東京でもこんな美味しい寿司は食べてことが無いかも知れない。ネタは新鮮で厳選されていて、一切の妥協がない感じだ。そして醤油ではなく塩で食べる。贅沢至極。板長自ら挨拶されて、ご馳走様でした。そして別府の夜は更けるのであった。おやすみなさい。

投稿者: TOMKURU

いい歳をしてバイクに乗ってるおじさんライダーです。海外のバイクが大好き。峠を走って一休みで缶コーヒ飲むのが大好き。

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