まだまだ感染者も減らない中。GOTOキャンペーンで志賀に行ってきた。今回は以前のような事後申請じゃく支払い時に割引されるから多くの人が使い始めた。さらに引き籠ってた人たちもマスコミで、経済経済言い始めてみんな出掛けようみたいな風潮になってきたから出かけやすい環境での4連休だ。
4連休最初の土曜の高速状況見たら、天気が悪いにも関わらず朝早くから大渋滞。東京除外のキャンペーンだが、もはやネットで予約する限りは回避方法いくらでもあり東京も実質GOTOでGW並みに混んでる。今回そんな予想もあり、渋滞に巻き込まれたくないから日曜の午後に出る事とした。ワインディングも多いルートなので車はR8を選択。渋滞が解消されつつある高速を滑らかに走る。毎回思うのだが、この車本当に乗り心地が良くてA8と比較しても高速なら遜色はない。ギリギリ渋滞のない高速を快適に走り途中サービスエリアに寄ると、半年振りに見る混みよう。気持ち悪い。3密避けようなんて言葉が懐かしいくらいに混んでる。いや今でこれなら数時間前はどうだったんだろう。
高速もそこそこに残り200KMでワインディングに入る。ドライブセレクトをダイナミックにして、スポーツエキゾーストもチョイス。エンジンのレスポンスとサウンドが俄然スーパーカーらしくなって、コーナをロールレスで削っていく。動的性能もさることながら、メータのデザインや色も変わって、俄然レーシーに変化しメータがオレンジから赤に変わるところでシフト、もう最高だ。高崎から降りて、延々のワインディングを走り志賀草津道路に着く頃は陽も落ちて、レーザービームヘッドライトが点灯する。真っ暗闇のワインディングを強烈なレーザーライトが前方を照らして安全を確保する。ハイテクだな。
標高2000M国道最高地点に着くと気温は8度、もうそこは冬だ、遠く長野市街の灯りが見える綺麗だ。宿の食事の時間まではあと少し先を急ごう。グーグルの予定より30分短縮して予定時間に無事到着。外は真っ暗で人気もない。今日はよく走った。初日のイマイチなフランス料理を食べて即就寝した。
志賀高原の朝は気持ちがいい、空も青空で気持ち良い高原の朝だ、早速昨日の雨で濡れた車を綺麗にして、地獄谷野猿公園に出かける事にした。
途中綺麗な紅葉を発見。先日まで都心は30度超えで冷房が欠かせなかったのが嘘みたいだ。山はもう秋だし、そういえば昨日の夜も陽が落ちるのも早かったな、時間の過ぎるのが早い。このプログを開設して初めての紅葉だ。オープンにして、高原の空気を堪能しながら、野猿公園に向かう。比較的狭いアプローチで野猿公園のルートを進むが、段々と狭くなりスレ違いが出来ないくらいになって来た、危険危険。 戻る事も出来ないし、バックもできないから進むしかない。パーキングまでたどり着くことを祈るばかりだ、道が少し広くなるところで、前方渋滞、どうやら駐車待ちの車のようだが、もうここは目の前にしてでも即刻Uターン、ハラハラドキドキで戻る。たった2.8kmの道だが、短い時間で通過することが重要だから、できる限りの速度で降りるが、前から二台対向車。絶句。 しかし少し下がったところでなんとかすれ違いができるエリアで、タイヤを半分道からはみ出した状態で、ギリ回避、その後は対向車もなく通過出来たが、危険すぎた。レンジなら舗装路からはみ出してでもすれ違いができるから良いが、こんな車高が低くて、幅も2m近くで、超扁平のタイヤで来るところじゃない反省。猿は見れなかったけど無事に帰れたのでそれはそれで大満足。志賀に向かうワインディングをV10エンジンの咆哮を聴きながら、田原湿原に向かった。
道路と格闘してる間に雲が増えて、山頂は雲に隠れている。田原湿原を木戸池まで散歩して、ここが火山だったなんて事に思いを馳せながらの散歩もまた良い。ここは人気じゃないから人も少なく気持ち良い、散歩の後は横手山に向かってみる事とした。
山頂付近は時折雲の切れ間が見えるが、車と人が多い、駐車場は入りきれない車が道路に溢れて、リフトのスカイレーターは列をなして並んでいた。 山頂は雲の中で何も見えないけど、それでも行くのか謎であるがここまで来たら登らないと納得できないのかもしれない。それにしても人が多い、こんな横手山は初めてだ。 まだまだ感染者多いのにマスコミの影響は恐ろしい。こんなところまできて人が多いのは嫌だから早めの宿に向かう。奥志賀方面は車も少なく快適に走れた。
ホテルでコーヒ飲んでまったりしたとは、まだまだ時間もあるので木島平に向かう、途中の山が薄っすら色づき始めていた。
大きなトチノキを発見、栃の実を拾う、見た感じとっても美味しそう。栃餅とかうまそうだなー って思ったけど調べたら灰汁が強すぎて、栗のようには食べられないらしい。でも昔の人はこんなに食べにくい物でさえ、灰や水で長時間灰汁抜きをして、でんぷん質を摂取し食用にしたんだから、食べ物を得るのは大変だったと思う。コンビニでスマホ翳してなんでも買える時代では考えられない。そうだ折角だから家の庭に植えてみよう。
木島平から、長野方面に降りると晴れ間が注いで、牧歌的な村を結ぶ県道をオープンで走る、遠く妙高の山や、長野盆地が綺麗だった。ホテルに着くと程なく暗くなり、霧もで始めた。幻想的だな。ラウンジで暖かい紅茶を飲んで暖炉の炎で心を解放する。またこれも幻想的だ。2日目の夕食はイタリアンのフルコースで中々美味しかった。
食事をしながら明日の帰りの計画を練る為、渋滞具合を見るともう真っ赤っか、こんなに混んでる高速を見るのも久々だな。前回の旅行もそうだけど、3−8月は夢のような日々だった。食事を終えて暖炉のあるラウンジでゆっくりとして、外に出れば、ほんのり雲の間から覗く星々が綺麗だった。 木製と土星は見えず、今は火星が上がり、カシオペアも見えてきた、随分と季節が変わったものだ。寒い高原の空気で冷えた体を露店風呂で温めて、室内のパネルヒータにお湯を流してベットに入れば即就寝。おやすみなさい。