タイカン体感 コウソク体感

緊急事態宣言でも夜8時まではいつもと変わらないから、コロナを超えてやってきた、ポルシェのタイカンを試乗してきた。 本当はタイカンじゃなくて、マイナー間もないマカンGTSの試乗予定だったんだけど、偶々そこに入りたてホヤホヤのタイカンあり、試乗する事となった。 まずはマカンから試乗。マイナーチェンジしたGTSはあらゆる部分が洗練されて、上質になっていた。特にアストンのdbxを試乗していただけにまだ記憶も冷めないうちに試乗できたのはラッキーだ。特にロードノイズが低減されて、乗り心地が良く、タイヤからの突き上げなどが少なく、それでいてロールが少なくdbxと比較しても全てが上質に感じられた。車体が軽いせいか、加速も十分でこれも同等程度で、十分だった。それでいて価格は丁度半額なんだからバーゲンだ。唯一ユーロ規制の為、勇ましい排気音は少なめだが、まあ楽しめる。 やっぱり最新が最良なポルシェだった。

さて本題のタイカン、とにかく存在感があって、オーラがある。カタログやウェブの動画や写真では全く分からない。これだからリアルは大事だ。二次元の画面では芸術的な素晴らしいデザインになればなるほど伝わらないものである。だからリモートなんかで画面見てても、プレゼンなんて出来ないな。政府は馬鹿じゃないかな。やっぱりリアルだよ、現実現実、五感大切。いやもうこれだけでも欲しいと思う、洗練されたデザインだった。

ちょっと写真が悪すぎて全く伝わらないな、 911よりスポーツカーぽい。乗り込んで見ると、液晶画面が多く今風で、メータパネルも全液晶だが、つまらないくらいにシンプルだ。それでもテスラや他の電動カーに比べれば車的だが、もう少し遊び心があっても良いと思う。気持ちが昂らない。 特になんお儀式もせず普通に発進。そして普通に進む。違和感ゼロ。これって凄い。さらにタイヤついてるの?って言うくらいにひと回転でも差が分かる、独特の感覚。そのまま公道に出てアクセルを踏み込むとスムーズに加速、全然普通だけど目っぽう静か。そして本来は耳障りなインバータの音が中々心地良い。感心。 前が空いたので全開すると、ガツンとキックダウンして、内燃式エンジンでは味わえない異様な加速をする。唯一気になる派手なキックダウンしてからは、インバーターの音と、ロードノイズの少なさと加速感は、ジェット機と言うよりもリニアモーターカーの感覚。 リニアは上海でしかの乗ってないけど 汗。フル加速時はふっと頭の血が下がる感じで気持ちいい。私もR35 GT-RやAMG、今でもR8に乗ってるけどこの加速感は初めてで衝撃的に楽しい。いやもうこれだけで虜。特にロードノイズの静かさと、乗り心地のよさは圧巻で何がどうすればこうなるのか、最近ブレークスルーがあったのかな?ここ数年の進歩は素晴らしい。ブレーキも不必要に優秀だし、回生減速も自然、さらにコーナも素晴らしい、コーナ出口で踏み込んでも嫌な動きがなく、食いついてくれる。EVスーパーカーリマックも開発に絡んでるのだから、そりゃいいに決まってるけど、完成度の高さは驚きだ。これリマックのブランドだったら5000万だな。ポルシェタイカン安いウルトラバーゲンお得。 

今まで色々な電動カー乗ってきたけどみんなどれも、気に入らない点が山ほどあったけど、短い試乗だったけど、この車はそれがないのが凄い。強いて言えばもう3速位機械式ミッションがあって、操作する楽しみがあれば良いが、高度な要求をしたくなるくらい、車としても出来が良い、いやスポーツカーとして、コンフォートカーとしても出来が良かった。 

買う気満々興奮でディラーに戻ったが、航続距離聞いて敢えなくガックシ。カタログ400k実用300kとなればもう軽井沢往復は無理だし、バッテリー容量も大きいから日本の充電設備じゃ充電に時間がかかりすぎる。 ポルシェの高速充電なら満タン40分と早いが、ディラーにしかなくそれも少数だ。 2030年に内燃機関を廃止なんて言うけど、規格もまちまちだし、毎年充電方法が進化するから、まだまだ追いつかないな。本当にやる気あるのかな。国は全コンビニやファミレス、役所、郵便局、公共施設に漏れなく充電設備を配備すべきだ。当分はこの手の電動カーはお金持ちのおもちゃだな。まあオモチャにするならすぐ飽きるけど、買いで、未来先取り、人生前倒しだ。 

後は水素になって燃料電池になれば瞬時にチャージ出来るから、水素期待だな。電池変えれば水素対応になるから、ポルシェはどちらも対応可能だし、他の自動車メーカの一歩先を進んでる。 ハイパフォーマンスかーこそ電動だし、難しいカテゴリーに挑戦するポルシェは流石だと思う。トヨタも良いが、ミライじゃ知り得る情報も少ないから、トヨタもやるべきだよ。レクサスブランドの水素スポーツカー絶対。二次電池は否定的だけど水素電池なら環境に優しいし、水素なら内燃機関も動かせるし、とにかく水素は期待だな。頑張って欲しい。 いやもうテスラが商用車以下に思えたし、車作りの会社が本気で作ると凄いなと思った、開発費も生産コストも911の倍はかけてると思う。

だからそりゃマカンも良くなるはずだ。今まで三味線引いてたのね。だったらきっと近いうち航続1000kなんてものがリリースされそう。その頃インフラが整っていれば良いけど無能政治だから、充電渋滞で人が殺し合わない限りか、充電設備によって国会議員の懐が暖かくならない限り、まだまだだろうな。残念。今回の試乗で初めて電動カーの明日を見た気がする。やっぱり水素だな。水素なら感性に訴える、内燃機関もクリーンに動かせるし、燃料電池に使える。化石燃料に依存しないでしかも炭素はゼロだ。最強。 やっぱり日本は発電国家になるべきだな、世界でも類まれな地形で核発電には最適な深海が近くにあるから、私が総理なら10000パーセント安全な電力供給と水素供給のインフラ作るよ、真っ先。資源がない日本でも資源国家になるから、生き残るのはこれしか無いな。でも生い先短いから変な期待をするのはやーめた。  

  

追記 

高速走行のタイカンは単調で面白くないけど、移動する手段としては、乗り心地もいいし、追い越し加速などが自由自在、さらに驚くのは風切り音の少なさだ、追越車線を走るような高速走行時の電費は大体4km/kwhで360km位走行することが出来そうだ。しかし楽しいからと言って加減速を繰り返すと3km代に落ちるので、300km走らないからそうそう楽しい走りは限定的だ。高速コーナの仕立てはしっとりしてるがが、車体が重い割に、ロールも少なく、限界が高い。弱アンダーステアの傾向があって、限界近くでは重さを感じて、リカバリが難しそう。コーナを限界近くで楽しむのなら911の方が楽しい。とは言え電動車が911と比較できるんだからそもそも凄いことだ。そんなメリハリのある楽しい走りをした高速と一般路を走った平均電費は3.0km/kwhだった。実用上は300k−400kといった所だろうか。遠乗り不可能、軽井沢すら往復不可能、帰りは地獄だ。

今回少し足を伸ばして走ってみたが、新しい感には感動したが、すぐに慣れて、むしろ面白くないかもしれないという感覚になった。シフトする楽しみもないし、エンジンの抑揚あるパワーとリンクした音もない。安楽だけど単調だ。こういったスポーツ電動カーは新し物好きや、とにかくスタートでリードしたい人や、高速で抜きまくりたい人には最高だが、峠の走りを楽しんだり、機械を操ることが楽しみに車好きには向いてないと思う。人間は贅沢な生き物だな、良い物にもすぐ慣れてしまう。まあだからこそ、技術革新があるわけで、時代は進歩していくのかと思う。そういった意味ではコロナも慣れて欲しい。

投稿者: TOMKURU

いい歳をしてバイクに乗ってるおじさんライダーです。海外のバイクが大好き。峠を走って一休みで缶コーヒ飲むのが大好き。

コメントを残す

以下に詳細を記入するか、アイコンをクリックしてログインしてください。

WordPress.com ロゴ

WordPress.com アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

Google フォト

Google アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

Twitter 画像

Twitter アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

Facebook の写真

Facebook アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

%s と連携中

%d人のブロガーが「いいね」をつけました。