久々の更新だなー フェースブックとかインスタ更新するけど、こちらはめんどくさくて全然あげてない。フェースブックのスクショでもしたいくらいだ。 時は2022年に なって、個人的にコロナは忘れそうだけど、まだあの目障りなマスクは横行してて気持ち悪い。でもそんな事よりもウクライナとロシアが戦争し始めたっていうのが恐ろしい。コロナでもう戦争なんてコストもかかるし馬鹿らしいとさえ思ったけど、とんでもまだまだ人は破壊と殺し合いが好きなんだなって実感。なんだかやっぱり狂ってるよ。
そんな中、私と言えば相変わらずマイペースで車買い替えたりバイク追加したりと、戦争やコロナには一定の気持ちの憂慮はあるけど、マイペースだ。最後の更新からもう4ヶ月経ったけど バイクのブログでも書こう。
以前このブログでも買いたが、アブスタブルターレを見に行ったことがある。その時は高いし、試乗してないしどうだかなーなんて思ったけど、再度去年の後半に最後のラッシュ1000に出会うことができた。 これは世界限定300台で、ブルターレよりは希少価値があるし、デザインも攻撃的でカスタム感が半端なく美しく芸術品。それでも450万のプライスはめちゃ高いけど、今や550万とさらに高くなってるから、このチャンスを逃すわけには行かなかった。そんな出会いもあって、即購入。ずっと寒くて乗らなかくその間カスタムを楽しんでた訳だけど、春になって長距離ツーリングに行ってみた。



少しポジションはきつい感じだけど、高速では風圧とバランスしてちょうど良い、そしてエンジンは滑らかで、4000回転から無振動でモータの様だ。それでいて高回転エンジン特有の粒の揃ったサウンドでメカニカルノイズも少なく快適、慣らし中だけど14000回転まで回るエンジンは8000回転も回せばフェラーリの快音も舌を巻くような快音を発生して感動的過ぎる。4つの排気管から出る音はまさに楽器のようだ。さらにこの上からはLFA何のその、F1サウンドそのもので、笑いが止まらない。こんなエンジン音は車では不可能だし、エンジン音を楽しむにはバイク以上の乗り物はないと感じた。どんな車も敵わない。
それでいて4000回転から下はトルクは薄いが粘りがあって静か、パニガーレみたいなメカノイズと排気音が大きいエンジンとは大違いでジェントルだ。そんな印象を持ちながら高速を降りて峠に入る、コーナは狙ったラインを正確にトレース、なんだろこのバイク見えないレールがあるのかと思う位、正確無比、そしてそれが深いバンクまで全く同じ様な感触で曲がっていくから、バイク歴が長く数多くのバイクを乗ってきた私としても初体験、どこまでも倒せる感じがする。 電子制御サスペンションの成せる技か、電子制御ステアリングダンパーが成せる技か? いやいやパニガーレもストリートファイターも電子制御だけどそれとも違ってどこまでもニュートラルでグリップ感が一定。そういえばカスタム中に気がついたけど、見えない部分もカーボンやら削り出しパーツやらで軽量化と剛性確保には余念がない感じで、丁寧に設計と製造がされているからのこそのフィーリングだと思った。



唯一気になる点といえばブレーキのタッチ、 BIMOTA DB7のようなレーシングキャリパーと比較するとダイレクト感が足らない、これはABSユニットを介してることと、最新のM50キャリパーと言えども量産品の限界かもしれない、それでも引きずり抵抗は少なく、パットを交換したことによって随分印象が良くなった。オートシフターも少し硬めかな。 もう一点はポジション。スーパースポーツに比べれば圧倒的にいい方だが、ネイキッドと比較するとちょっときつい、高速と峠では絶妙に丁度よく、よく計算されたポジションだとは思うが、あと3センチ上がってて欲しい。多分欧米人ならベストポジションだと思う。こんなポジションは日本のスーパスポーツも見習っってほしい。少しきついことはあるが、これなら300k程度のツーリングならなんなくこなせる事がわかってほっと一安心だ。本当よかった。
最後の一点は収納スペースだな。これは全くないに等しい、 ETCユニットすら入らないし車検証も入らないほどスペースがないんだから、最低だ。これに関してはシート下のスペースを改良して、ETCユニットを内臓、荷物はダイネーゼの新いウェアで対応。こんな美しいバイクにタンクバックとか荷物括りつけて走るなって罪だからね。初ツーリングは色々感動だった、長いバイク人生で数々のバイクを所有してきたが、その中で一番感動したバイクだった。