ボバーTFC

トライアアンフボバーTFCの紹介。 TRIUMPH BONNEVILLE BOBBER TFC

ベルスタッフのジャケットとバイクがかっこいい

トライアンフボバーTFC コロナ真っ盛りの5月の連休前に滑り込み納車。 

どの角度から見てもかっこいいな。いやいやカッコいいと言うのではなくて機能美だな。 イタリアのバイクと違って、トラデショナルだ。基本デザインは昔からあるデザインだが、細部は最新だし、洗練されている。 

どれを取ってもパーツのデザインが良い。アメリカンと言えば止まらない、曲がらない、走らない、と言うイメージだけど、パーツだけを見ると全くそう言う感じがしない。前後オーリンズにブレンボモノブロック、ビレットパーツにカーボンで武装したアメリカンなんて聞いたことがない。ヘッドライトはLEDだがハロゲンとそう変わらない感じだ。ハイビームは明るい。

初走行インプレッション。

さてさて、トライアンフ東京で5月2日にバイクを受け取り軽く説明を受け、山梨まで、市街地及び高速からワインディングと走った。

市街地では、ハンドルの切れが多くて、取り回しが良い、燃費も瞬間燃費計は20を下回ることが無く、エンジンからの熱風も許容範囲内だ。ポンポンシフトを上げていくと、低回転の歯切れのいいサウンドを聴きながら走行することが出来る。エンジンのトルク感もあるし、何と言ってもブレーキがよく効きタッチも良い。流石ブレンボだな。 途中ガソリンスタンドではガソリンを入れようと、いつもの癖で倒立させたままだと燃料が入らない。傾けた状態がデフォルトだ。ポジションは窮屈だが、市街地走行では、それほどきつく無いが、アメリカンスタイルでない。

高速では概ね100km前後なら楽に走れる。 80kmくらいが風圧も少なく、歯切れの良い澄んだエキゾースト音と、ドカティと違って、ノイズの少ないエンジンからの鼓動も楽しめるが、ポジションがきつい。足を前に投げ出して、セパハンによって前傾になるので、物凄く不自然なポジションと言うことを感じる。少し乗ったくらいでは気にはならないが、高速を20分くらい走行してると、辛くなってくる。 さらに追い討ちを掛けるように、サスペンションが硬い。高速のつなぎ目では、腰を浮かしたくなるが、浮かせも出来ないので衝撃が来る。フラットな道では乗り味はいいが、路面の穴や、速度抑制用段差等はとんでもなく衝撃が来る。 

ワインディングに入ると、硬さが染み入る感じだ。段差が恐怖でしかない。ただしハンドリングは凄ぶるいい。フロント19インチとは思えないくらいに、スパッと寝る。重心が低いからだろうけど、ねっとりとした感じで、反応が早いと言う独特の感じだ。切り返しも早くコーナーは楽しい。スーパースポーツの感じで、加速して、コーナ手前で減速、クッと寝かして、アクセルオンと言う、ロードスポーツの乗り方で走ることが出来る。気分は全くアメリカンでは無い。但し気持ちよく飛ばしてると、ステップがするので、ハッと驚いて我に帰る。それでいて直線は微動だにしない感じだ。なんだかSバイクだな。乗り手をハードに攻めてくる。そういえばSMの世界も黒の衣装でこんな感じだったような。成る程そう言うことかと妙に納得。コーナの限界はバイクとしてはまだまだある感じで、不完全燃焼の連続だ、だいたい38度くらいでバンクセンサーに当たる感じだ。バイクとしては45度くらいまで行けそう。 個人的には美味しいバンク角は40度以上なので、もう少し欲しい所だ。ワインディングの瞬間燃費計は大体25キロくらいだろうか、数値上はとても良い。

総合的には、db7よりハードなバイクでアメリカンで、ゆっくりまったりなんて言う気持ちでは乗れないバイクだ。硬派すぎる。バイクで言うなら乗り味はパニガーレの硬さで、ステップが前に投げ出した感じだ。db7の方が乗り心地が良いしポジションが楽だ。試乗しないで買ったと言うのも有るが、多分同じルートで試乗したら絶対買わないバイクだ。過去最高に乗り心地が悪い。市街地を試乗したくらいではてんでわからないから要注意。過去30台以上のバイクを乗ってきたライダーが言うのだから、間違いない。自分のバイクを悪く言う人はあまりいないが、書けば書くほど乗り心地とポジションに関しては、湯水のようにネガが出てくるバイクだ。いい所は、眺めてよし、短距離でサーっと鼓動を聴きながら、黄昏ポイントに行くのも良しと、容量が9リットルと少ないタンクでも十分遊べる距離ならば、楽しい。そっかしょうもなく少ないタンクはその答えなのかもしれない。 

納車後すぐにそのまま出かけたと言うこともあり、帰宅してサスのセッティングを変えてみた。デフォルトだとまず空気圧が3kgもある。これを2.6にしたがそれほど変わらない。

フロントサスを圧縮32段の内デフォルトは20位だった。これを圧縮 伸び共に6位に設定し直した。これでも硬い。シートがリヤ寄りなので、フロントのダンピングを下げてもあまり変わらない。

リヤサスは調整はしないでと書いてあるが、オーリンズのフルアジャスタブルが付いててるのに意味がわからない。なのでシートを外して、触れる圧縮側ダイヤルを28段のうち(デフォルトは20位)最弱から6位に変更、これで随分良くなった。この状態でdb7と同じくらいか少し硬いくらいだ。この状態でコーナはあまり走っていないが、悪く無いフィーリング。元々ガチガチだったので、丁度いいくらいでむしろまだ硬い。プリセット値はほぼリジットだった、どう言う事?。

さらにポジションを変えてみたデフォルトのシート位置は後ろで低いが、一番前にして4センチくらい上げてみた。 少しは乗りやすくなったが、まだ不自然だ。ハンドルを手前に引きたいが、こんなセパハン無いしワンオフで作るにはコストが膨大だ。理論的にはサドルを近くすれば同じことだ。乗り心地改善も含めてボバー用サスペンションシートをワンオフで作ることとした。そもそもツーリングなんて対象で作られてないかもしれない。標準ボバーは長距離乗っていないからなんとも言えないが、TFCは長距離は乗れた物では無い。リセッティングしたとはいえ、今の所半径100kmと黄昏飾り用だな。うまくセッティング出来たら、ワインディングも楽しめる究極のアメリカンになりそうだ。

ボバーサスペンションシート製作https://tomkuru.com/tfc/

 

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